着物の袖
2016.06.26 17:50
ラジオを聴いていたら「感じて漢字の世界」という番組で「袖」という漢字のお話が面白かったので紹介します。
いにしえの人達は袖に魂が宿るとしていたそうで、巫女さん達が病気の人を前にして鈴と袖を振って舞えば 神々が降り立ち、弱った魂に活力が戻ってきたとされていたそうです。
また、江戸時代になると、袖使いは多彩に広がり、「袖を交わす」は男女の契りを交わすこと、「袖にする」は親しかった人に素気無くする事。
また、男性に誘われた芸妓達は袖を振るしぐさを断る方法にしていたそうで、ここから恋人同士で「ふった、ふられた」という言葉の語源になっていったそうです。
そして袖に魂が宿ると信じていた昔の人は「袖ふれあうも他世の縁」と、全て前世からの因縁で起こる事と、人との縁を大切にしていったとか…
漢字から見える着物文化…深いです。
この日は以前着た着物の帯をピンクに変え、ピンクコモンオパールの帯留めとインカローズの帯飾りで華やかにコーディネート☆
帯を変えれば、涼やかに…
アメジストとアクアマリン、ローズクォーツのハーモニーはとても優しく深い女性性を演出してくれます。
そして、新作のバロックパールの指輪と、アマテラスの象徴となる帯留めの完成☆
バロックパールリングは好評で、もうすでにオーダーが入りました。
近々、自分だけのオリジナル帯留めの作成教室も開催予定です。(前もっての要望により、ブローチやネックレスにもコース変えも可)詳細はいずれまた、お知らせ致します。