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Friend of the Earth

グルのお仕事

2020.08.24 03:23

ヨガの学びを進めていくと『Guru(グル)』という単語を耳にするようになる。


日本語で説明すると、『闇を取り除き、光を差し込ませる人』といった具合になる。


いわゆる師匠・導師のような存在。


私は『インストラクターや先生』とは別格の存在だと認識している。


しかし、これだけ聞いてもボンヤリとしか分からない。


ということで、分かりやすい小話を見つけたのでシェアします。



〝山羊の群に牝虎が襲いかかった。


跳びかかった拍子に胎(はら)の仔を産み落としてしまった。


牝虎はそこで死に、仔虎は山羊の群のなかで大きくなった。


山羊は草を食べるから仔虎も草を食べる。


山羊がビャービャー鳴くから仔虎もビャービャー鳴く。


仔虎は随分大きくなった。


ある日、その山羊の群にもう一匹の虎が襲いかかった。


彼はそこに草食い虎がいるのを見てびっくり仰天した。


それで山羊は放っておいて、その草食い虎を捕まえた。


虎のくせにビャービャー情けない声を出して震えている。


そいつを水の際に引っ張ってきた。


『見ろ、水に映ってるお前の顔を見ろ。おれとそっくりだろうが。』


それから生肉を持ってきて、『これを食え』そう言ってムリヤリ食わせた。


嫌がってビャービャー鳴いていたが、だんだん血の味が分かってきて自分から食べ始めた。


新米の虎は言った。


『分かったか、おれもお前も同じものだ。さあ、一緒に森へ行こう。』〟


(完)


というわけで、ヨガにおける〝グル〟は〝私〟が何なのか、〝私〟の本性は何なのかを知らせてくれる存在なのである。


ただし世の常で、ニセモノ・バッタモン・パチモングルは多数存在しているらしい。


そこは要注意である。


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引用:

『大聖ラーマクリシュナ 不滅の言葉(コタムリト) 第一巻』

マヘンドラ・グプタ著

田中𡢃玉役

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