人はなぜ必要に迫られても勉強をしないのか
勉強しないと困ることになっているのはわかっている。
勉強しないと、学力は低くなる。学力が低くなると、進路にも困る。身近な人からは注意されるし、いいことはあんまりない。頭ではわかってる。
でも、いざやろうと思うと楽をしてしまう。ゲームや漫画やスマホに手が伸び、勉強に使うための時間は減っていく。意を決して決めたルールも、3日ほど経つと消えてなくなる。
言い訳をしよう。続けられない理由で一番大きいのは、やっても効果がほとんどないということだ。わかってる、わかってる。今までの負債があるからだよね。成果が出るまでは時間がかかる。でも、それを覆すほどの気力とパワーがない。
だから、安易な方法を探す。でも、勉強に裏技はない。結局やるしかない。結果時間の無駄になり、挫折感だけを味わう。やっぱり僕はダメだ。私には無理だ。できる理由より、できない理由を探すことが多くなる。
さらに、勉強しないと、勉強するためのパワーはさらにどんどん減っていって、いざしようと思った時にもパワー不足で何もできなくなる。その度にネガティブな気持ちに出会わなければならない。
だから、僕は勉強をしない。
これを大人がイメージしやすくするには、体重が増えてきたから始めるダイエットに例えるとわかりやすい。
ダイエットしないと困ることになっているのはわかっている。
ダイエットしないと、体重は増える。体重が増えると、健康に良くない。身近な人からは注意されるし、いいことはあんまりない。頭ではわかってる。
でも、いざやろうと思うと楽をしてしまう。お菓子や娯楽やスマホに手が伸び、ダイエットに使うための時間は減っていく。意を決して決めたルールも、3日ほど経つと消えてなくなる。
言い訳をしよう。続けられない理由で一番大きいのは、やっても効果がほとんどないということだ。わかってる、わかってる。今までの負債があるからだよね。成果が出るまでは時間がかかる。でも、それを覆すほどの気力とパワーがない。
だから、安易な方法を探す。でも、ダイエットに裏技はない。結局やるしかない。結果時間の無駄になり、挫折感だけを味わう。やっぱり僕はダメだ。私には無理だ。できる理由より、できない理由を探すことが多くなる。
さらに、運動しないと、運動するためのパワーはさらにどんどん減っていって、いざしようと思った時にもパワー不足で何もできなくなる。その度にネガティブな気持ちに出会わなければならない。
だから、僕はダイエットをしない。
「やってみれば簡単なのに」
それはできる人の理屈。
「やればできる」
そういう人もいるけど、僕は違う。やってもできなかったら、どうする?
「やらないとヤバいぞ」
そんなのわかってる。でも、今だって普通に生活できてるし。
「お、頑張ってるじゃん」
いつも最初は頑張れる。でも、すぐにまたダメダメな自分に出会う。自分や誰かを裏切るのは嫌だ。怖い。やれと言われれば少しはやるけど、またすぐ楽をしてしまう。隠す。嘘をつく。隠れる。いつの間にか目的はすり替わって、効果のないことばかり続けて、それがバレるのが怖いからまた隠して、起こりはしない劇的な何かが起こるのを密かに待っている。でも結局何も起きなくて、定期的に嘘がバレて、怒られる。
「やらなくても幸せにはなれるよ」
そんな甘い言葉を見かけて、乗っかってしまうこともある。でも、それじゃまずいと思っている自分もいる。その気持ちは、何をやるにも頭からニョキっと顔を出す。邪魔。
あーあ、何もしなくても生きていけないかなぁ。
そんな風に考えていた僕が、なぜ変わることができたのかは、またいつかの機会に。
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