2極分離からの解放
Facebook・岡本 よりたかさん投稿記事 「グレーゾーン」
僕にとって田中角栄という政治家は悪人の印象しかなかった。
金権政治、金権選挙と言われ、企業献金による企業有利の政治と法律がどんどんできて行った、ある意味「黒」の政治家である。
しかし、田中角栄は国の将来を思い、国民の生活を誰よりも考えていた唯一の政治家とも言える。
今の高速道路、新幹線などの交通網や地方の発展は田中角栄の政治で生み出されたものであり、それが「白」の部分であろう。
だが、田中角栄の言葉にこんな文言がある。
「世の中は白と黒ばかりではない。敵と味方ばかりでもない。その間にある中間地帯、グレーゾーンが一番広い。真理は常に中間にある。」
誰もが黒や白の部分に目を惹かれる。田中角栄と言えば腐敗政治だとか、国を右肩上がりにさせた功労者だとか。
だが、彼とて一人の人間でしかなく、自分の発する言葉で自分を奮い立たせていた普通の面を多く持ち合わせていたのではないかと思う。
発信者は「黒だ!」「白だ!」と言いたがる。なぜなら、多くの人がその言葉に惹きつけられるからだ。彼らは中間の人たちを味方に付けようと、断言的な言葉を発しているということである。
しかし、僕も田中角栄と同じく、真理は常に中間にあると思っている。黒や白には真理はない。
黒や白と断言する人は、真理を手にしていないから不安なだけだ。だからこそ、強い発言で仲間を増やそうとするのである。
世の中は敵と味方ばかりではない。中間に位置する者が圧倒的に多い。
常に自分は中間に位置し、黒という者、白という者の両方の意見を見極め、正しい判断を模索し、敵や味方を作ろうとしないことだ。
今は、グレーゾーンの中で、正しい判断を見極めることが必要な世の中なのである。
あ、おはよう。
Facebook・ごとう 孝二さん投稿記事 「いよいよ二極分離から愛の統合の時代へ」
私たちの世界には陰と陽があって光と闇に分けることができます。しかし、それを分けているのは私たちの思考です。
コインが表裏一体であるように光も闇もすべてはひとつです。どちらか一方に偏ってしまうとバランスを崩してしまいます。それは、現実世界でも同じことです。
目に見える世界しか信じることができないと目に見えない世界が分からなくなってしまいます。
現実世界でのあらゆる問題は目に見えない世界とのバランスが欠如しているからです。
目に見えない世界とは何でしょうか?それは、私たちのこころの世界です。
個人を超えた宇宙の愛という存在でもあります。
地上での生活には苦しみや悲しみなどもありますがそれらの多くは本当の自分が分からなくなっていることによるものです。
本来の愛はひとつです。そこに争いや不足などはありません。常に平和で愛に満たされた世界がそこにはあります。
愛である本当の自分に還ることによって私たちは肉体を持った魂として目覚め地上でも平和や喜びを充分に楽しむことができるようになるでしょう。
【目に見える世界について】
肉体を持って生きていると自我に囚われてしまいがちです。先の事を心配したり過去のことを後悔したりまたは怒りや不安の感情などに囚われるのも自我の働きによるものです。
自我が良いとか悪いというものではなくてその判断をしているのが自我です。
ですから、自我がないと社会的なルールや秩序を保つことも困難になるでしょう。
問題なのは自我を本当の自分だと思ってしまうことです。本当の自分は善も悪もない愛そのものです。
しかし、愛そのものであるからこそそうではないものがなければ、自分が何者であるのかを知ることができません。
光を分かる為には闇が必要です。ですから、光も闇も自分の一部として統合してゆくと本来の愛に還っていきます。それが悟りの体験でもあります。
自我はすべてはひとつであるものとは対極であり個人という分離した自己を形成しています。
自我の創り出した二極の幻想によって私たちは分離を体験しているのです。
敵や味方に分かれて争ったり孤独感や不足感に囚われるのも自我の創り出した幻想でしかありません。
【目に見えない世界について】
本当の自分は魂であり肉体ではありません。そこに思考や自我はありません。すべてはひとつで完璧な愛そのものです。
私たちは肉体を持って生まれて来ると目に見えない世界のことを忘れてしまいますがそれがあるからこそ、魂は成長できるのです。魂の成長とは体験です。苦しいことも楽しいことも色んなことを体験することで成長します。
だから、苦しいことをいっぱい体験してきた人が損な人生だというものでもないのです。
自分の成長の為に苦しみが必要だったと分かれば、それは感謝の心になります。
繰り返し同じことを体験していては成長がありません。
愛や喜び、感謝といったものが人間的にも成熟した体験になります。それによって私たちは肉体を持って本当の自分を体験することができます。
それが悟りの正体です。悟りとは本当の自分を体験することです。
特別な人だけが悟れるのではなくすべての人が悟りを体験できます。
悟りの仕組みを分かっていればいくら瞑想しても悟れないというような自我の罠に陥ることもなくなることでしょう。
本当の自分を体験するには自分を愛することです。それは、愛である源を愛することによって可能になります。
自我の創り出した幻想を愛するか本当の愛を選ぶかは自由ですがどちらを選ぶかは自分次第です。
しかし、本当の自分を愛することができれば自我を持った自分も愛することができます。
それによって内なる平和や安心感を持つことができるようになり現実世界も穏やかになってきます。
すべては自分の中にあるものが現実世界へと投影されます。
ですから自分が変われば世界も変わります。
世界は自分自身が創造したものであるといずれは分かるようになるでしょう。
【ひとつの世界について】
見える世界と見えない世界 2つの世界が統合されることによって新しい世界が創られます。それが、ひとつの世界であり未来の形になります。
本当の自分である創造の源と繋がる道がなかった為に本来の平和や愛が分からずに地上では苦しみが続いていました。
【まとめ】
目に見える世界を変えるには目に見えないこころの世界を分かることです。
本当の自分は創造の源です。私たちが想うことは現実になります。
思考や感情を変えるには本当の自分である愛を分かることです。
それが私たちの気づきとなって自我に反映されることで思考や感情が変化します。
それがまた現実世界へと反映されることによって愛の循環が続きます。
思考や感情もすべてはエネルギーです。
怒りや悲しみが溜まってくると苦しみに変化します。
すべては愛に委ねエネルギーを循環させることで喜びや笑いとなって返ってきます。
私たちが生きる目的は本当の自分を体験することなのです。
世界はひとつブログより。