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ノルディックランニング関西普及委員会

朝活!大阪城でノルディックウォーキングしよー!!20160627

2016.06.27 01:07

今朝の『朝活!大阪城でノルディックウォーキングしよー!!』は参加者2名で開催しました。


予定通りなら、ポール長を伸ばして大きなフォームでのノルディックウォーキングをしよう、と思っていたのですが、それよりももっと根本的な動きの動機付け・腕振りを習得してもらった方が後々の大きなフォームへと繋がると思い変更しました。


さて、まずは初心者講習でよくする二人一組の腕振り。

一組のポールをつかい、前後になり、後ろの人がポールを押し出して肩甲骨の稼働域を知ってもらう・覚え込ませるというものです(見た目は電車ごっこになります)。併せて身体の捻りも確認します。後ろの人は頭で分かっている事を前の人をポールで動かす事で見て確認し理解します。

これは最初の最初に習い、訳も分からずに遣らされるのですが、実はノルディックウォーキングで必要になるとても多くの事を含んでいますので、出来れば定期的に、もしくは壁にぶち当たった時にすることをお勧めします。


次はポールの真ん中をもってもらい、ポールを突かずに歩く練習です。腕は伸ばして肘を曲げずに、ポールを前後に振って歩いてもらいます。掌は体側の内側に向けて腕を振るので後ろに振り切った時に掌を後ろ(上)側になる(腕が外転する)のを防ぎます。また、前に腕を突き出した時に肩甲骨のスライドで若干腕が伸びるのも出来るなら意識付けしてほしいです。で、持っているポールはほぼ水平なのが望ましいです(振る感覚が乏しい時は回りに注意してブンブンして感覚を掴むのはOKです)。水平にする理由はポールを地面に突くノルディックウォーキング時に腕を前に突き出してキャッチする感覚を養うのと、後ろに振り抜く時にポールを押し出すのを習得する為です。

上記のを簡単に説明すると、二人一組でした腕振りを歩きながら一人でしている感じです(一人電車ごっこです)。


そこにウォーキングがプラスされてくるのですが、今朝は折角腕振りから始まったのでそこを掘り下げていくことにしました。

さて腕は身体に付いている物です。

私たちは長いこと歩き方は右手を出す時は左足を…と教えられてきました。この身体の中心線と対角に腕と脚を動かすのは明治以降に入ってきたモノだと言われています。世に言う一軸理論です。ではそれ以前ではどうかというと、右手を出す時は右足が(細かく言うと違うのですがここでは簡単に伝える為にこう表記します)…だったそうです。

この右手と右足が、左手と左足が連動して動くのが(簡単に説明すると)二軸理論になります。

個人的には一軸理論でノルディックウォーキングをするのか、二軸理論でノルディックウォーキングをするのか、は適正によるのではないのか?と思い結論は出ていませんが、体幹を意識すればするほど私は二軸理論の方に傾いていってます。では、私のノルディックウォーキングは右腕と右脚(もしくは左腕と左脚)が一緒に出ているのか?というとそうではありません。相反するように体幹が上下に力を伝えるので脚が地面を押すのと肩が…というか胸が伸展する…というかここら辺の表現は難しいですね(レッスンの時に説明するのはボルタリングで少し上に手を伸ばす感じと言ってます)。(想像しやすく書くと)違う言い方では右脚と右肩(もしくは左脚と左肩)が連動しているのです。

これを分かりやすく具体的にノルディックウォーキングの動作に落とし込むと、右脚が地面を押すと同時に肩が腕を前に振る切っ掛けを作っていて、結果的に右手が前に来たときには左足が地面に着こうとしてる。ので世間で言われている右手右足が一緒に出ているナンバ歩きにはならない、と言うことです。この隠れナンバ歩きは二軸理論であり、本当のナンバ歩きになります。本当のナンバ歩きとは体幹の右側(左側)が連動するだけで腕と脚はその付属品なのです。

という説明を簡単ながらして練習していました。

具体的に書いていくとその前に書いていた事と矛盾が起こりますが、後ろに行くほど言いたいことですのでその都度アップデートしていってください(分かりやすく書いたらそうなってしまいました)、すみません(^^;


体幹とそれを邪魔しないスムーズな末端の動き。

今回の朝活のテーマでした。