藤田の自在な攻撃炸裂!WHITE DIVISION 第4節 4回戦A卓レポート
6/26(日)23:40よりAbemaTV「麻雀チャンネル」にて配信された、RTDマンスリーリーグWHITE DIVISION 第4節 4回戦A卓の様子をお届けします。
対局者は、起家から順に
藤田 晋(株式会社サイバーエージェント代表取締役社長)
石橋 伸洋(最高位戦日本プロ麻雀協会)
井出 康平(日本プロ麻雀連盟)
佐々木 寿人(日本プロ麻雀連盟)
レポートは、鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)がお送りします。
開始前の成績はこちら↓
東4局、全員が2万点台という平たい展開の中、かわし手を使ってリズムの良いアガリを続けた石橋が先制リーチ。
すると、藤田も次巡に追いかけリーチをかけていく。
こういった大胆な選択を躊躇なくできるのが藤田の強さの1つである。
しかし、この2軒リーチに対し、オヤ佐々木の満を持した4面張追いかけリーチが襲いかかった。
そして、当然のように直後に3pツモ。
ただし、ツモったのは、なんと佐々木ではなく藤田!
藤田の大胆な攻撃が決まり、藤田がついに均衡を破る。
藤田はこれでトップ目に立つと、南2局ではこの7巡目両面テンパイを冷静にダマテンに構え、カンドラが乗った直後にツモ。
先ほどの追いかけリーチをかけるプレイヤーが、今度は両面をダマテンである。
正に自由自在な攻撃スタイルで、藤田が他家を翻弄していく。
このまま藤田のトップかと思われたが、南3局に事件が起きた。
オヤの井出がダブリーをかけると、石橋が東をポンして2巡目に追いつき、ドラの5pも勝負!
するとこれが井出に捕まり18000。
藤田にとってはオヤ番中の井出が追いかけてくる厄介な展開となってしまう。
次局、ここを勝負所と踏んだ藤田は、1s、ドラの東、9pポンで9巡目にはこのマンガンテンパイを入れた。
迫力満点の仕掛けで、他家を引き気味に構えさせる。
これに対し、時間はかかったが、後がないラス目の石橋が生牌の1mを切ってリーチ。
そこに、6sを4s5s6sでチーした井出がこのチンイツ4面張で斬り込む。
この超勝負所を制したのは・・・
またしても藤田!!
直後に南をツモり、トップを決めた。
今節を計画通りのポイントで終えたと語る藤田、バリエーション豊富な攻撃でマイナスを100ポイント台まで戻し、最下位ながらもボーダーラインの4位が遠くに見えてきた。
鈴木聡一郎(最高位戦日本プロ麻雀協会)