女優の石井苗子(維新、比例)は「震災認定保健師」制度をつくりたい|参院選二〇一六
【社会・政治ニュース】 平成二十八年六月二十五日、東京・秋葉原にて『参院選二〇一六』で比例代表候補の「おおさか維新の会」石井苗子(甲午)が街頭演説を行った。ビール箱の上に立ち、街ゆく主権者へ演説を行う石井に主権者が手を振ったり、立ち止まりながら彼女の演説を聞く姿が伺えた。
石井は六十二歳。討論バラエティ番組「ビートたけしのTVタックル/テレビ朝日系」の初代ナビゲータでもお馴染みだろう。映画「あげまん(一九九〇)/東宝」の出演を機に女優としても活動し、四十三歳で妹の看病のため「聖路加看護大学」に入学。看護学を専攻した。卒業後も「東大 大学院」に進学し保健学の博士号を取得。さらには二十三年、東日本大震災被災住民支援団体「きぼうときずな」を設立した。妹の看病や、被災支援の経験を通し、政治・行政のあり方を変えようと決意した。
『「改革スピリッツが溢れる日本」を創る』と掲げる石井の政策は五つ。
- 身を切る改革で財源を確保し、教育完全無料化を実現
- 震災時に住民の健康を守る「震災認定保健師」制度創設
- データに基づくシニア世代の心の健康を守る
- 被災者ニーズにあった防災体制の確率
- 完全分煙、「パーフェクトクリーンジャパン」構想
<東京でも私学高校の学費ゼロを>
元キャスタらしい声で淡々と演説を行う石井は、「皆さんも、そして私も納税者。増税するのではなく、使い方を工夫することが大切。税金は国会のお小遣いではない。」と今の税金の政府の使い方に対して意見を述べた。
また政策の一に関しては、「大阪では私立の高等学校まで、学費ゼロ。なぜ大阪に出来て、東京では出来ないのか。東京でも法律を変えればそれも実現出来る。」と教育に対して力を入れていくとアピール。「私の選挙区は、東京だけではなく全国百四十名いる比例代表候補の中で当選は簡単ではないが、唯一の女性として、女性国会議員を増やし、皆さんの思いを国会に届けてたい。」と熱弁した。
『参院選二〇一六』東京選挙区:石井 みつこ(Ishii Mitsuko.甲午)/おおさか維新の会
記者:原田眞吾×撮影:金剛正臣
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