nocturne
2020.08.25 09:00
作詞作曲 悠奈
明けない夜はないって
信じようとしてもなお
窓のない部屋はあなたからのメッセージ
後ろ髪引かれるように
指切りした約束の日を思い出す
愛のことなんか何も 知らないくせにと云う
抱いて 星々がどこかで生まれ消えゆくまで
あてもなく彷徨う影が
産声あげる今日も世界の片隅で
幽(かそけ)し月の光 青白く
流るる水面はただ粛々と
一つの命が 只今 尽きたことを
感じるはずもない 時は立ち止まらない
にべもなく 胸を締め付けるのは
ひとの心だけ
明けない夜はないって 信じてゆく覚悟を
果てなき理(ことわり)もすべて誰かへ紡いでいく
もう二度と逢えぬ人にさえ
やがて芽生える約束という名の道標
銀色すすきの穂をかきわけて
たゆたう想いを小舟に渡し
誰かの願いが 誰かを蝕むことを
気づかぬはずもない あなたはもう帰らない
寄る辺もなく かすかに灯す炎(あかり)を ひとは希望と云う
今までもこれからもまた
きっと同じことの繰り返し
それでも明けない夜はないって
そしてあなたは夢に舞い降りる
photographer 上野義正