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目標数字設定の大切さ!突然の修正に頻繁に振り回されてしまっていたら

2020.08.25 10:24

仕事では目標が大切です。

大きな仕事であればあるほど目標の設定は細かくなってきて

目指すべき指標になります。


その目指す場所にたどり着くための道筋がスケジュールで

たどり着くための武器としてツールを活用するためにお金をつかったり

量で勝負なのか?質で勝負なのか?によって方法を考えます。


これは予算として計算が必要な部分になり

お金を動かすために稟議書が必要で、決済がおりてようやく走り出せます。


これくらいのお金を使ってこれだけの人が動けば結果はこうなる~

予算があってそれに伴って役割も決めます。


もちろん、より現実的な数字を設定するために状況に応じて上振れたり下げたりと大枠で調整をしますが

個人への影響はそこまで大きくないことが多いです。


基本は「計画」としてブレない部分です。


ただ、職場で大きなストレスになるのがこの部分だったりもします。

計画がブレる場合です。


勿論、調子が良い時によりよい結果を出しておきたいという気持ちは誰でもありますが

ブレてしまう場合は想定外に上振れを求められてしまうこともあって

元々の数字に対してツールを用意し、やり方も選定してリソース(人員)も設定しているので

本来は全く別の「計画」が必要になります。


なにより個人としての心理的なダメージが大きくて

やっとゴールが見えてきたという安心感があるから残りも全力を出し切れるのにも関わらず

知らないところの話し合いで勝手にゴールが遠ざかけられてしまうと

普通はそこで失速してしまいます。


期待をさせて落とす心理に似ていますね。


例えるならば、フルマラソンを走り切ることを目標にしていましたけれども

走り出してあと10kmという地点で調子が良いからプラスで20kmといわれている状態です。

ペース配分もとても重要で「フルマラソンに対しては」調子が良いかもしれませんが

プラスの20km分は未知数で不安しかありません。


走りながらペース配分を調整したり頭の中もフル回転になりますので余計に疲れてしまい

コンディションはどんどん悪くなってしまうでしょう。

いわゆる無茶ぶりというやつです。


走る前の準備の段階であれば対策が出来ますが

いざ走り出してからでは相当しんどいです。


言う側は簡単です。

実際に走っているわけではないので。

ただ、仕事ではこういった場面はあります。


しっかりと計画に準じていて

リソースに余裕がある場合はその余剰分を根拠に変更をします。


ただ、ストレスに感じたりやる気が出なくなるのは

余裕がない状態で無茶ぶりをされた場合です。


マラソンの例でいうと疲れ果ててやっとゴールが見えてきたのに

ゴールを遠ざけられてしまったような状態です。

目標対比で成績を付ける場合は100%がようやく見えてきたのに

70%60%と下がってしまうわけで

勝手に上がった目標をクリアしないと評価がされないという意味合いになります。


プラスした分は評価でもプラスしてくれるのであれば頑張ろうとは思いますが

むしろ下がるとなるとそれは上手くつかわれてしまっている状況ですのでやる気が出るわけありません。


それも一度だけではなく、ブレてしまっているので複数回の変更があることが多く

完全に振り回されてしまうので全ての面でしんどくなります。


トップダウンであったりすると特に顕著で、気分に左右される場合は特に多いです。


現状やリソースから妥当性を説明しても「決めたから」と話を聞いてくれませんので

やるしかない状況にはなります。


仕事は変化をするものですが、ブレていけない部分は必ずあります。


これが会社の働きやすさを考えるうえでとても重要な判断ポイントになります。


結局は気持ちの維持も良いパフォーマンスを出すためには絶対必要で

その部分を考慮せずにもっと良いパフォーマンスを出すことを強いるのは

それをやり切る上で本人が得られるものがあって始めてバランスが取れます。

(達成できなくてもおとがめなしの場合もそうですが、それもどうかとは思います)


それもなくマイナスを強いる環境であれば

自分のペースが崩されることが前提の職場ですので

新しいブレない環境を探すことが最善の策かもしれません。


仕事だからやる!という考えはとても大切ですが

納得して計画に沿っている内容が乱されて勝手に知らないうちに負担が大きくなると

そもそも「納得して」仕事をやり切ると言った内容は過去の別の仕事であって

コミットしていない内容を無理やり結びつけているので都合が良く使われてしまっていますよね。

「あの予算で出来ると言ったよね?」

そもそも前提が異なるので話し合ったとしても噛み合いません。


それぞれが何のために働いているのか?という視点が欠落してしまうと

こういったご都合主義の環境になってしまいます。

なんでも言われたことをやりたくて誰もが働いているわけではありません。実現したいことがあって仕事をしているのです。


自分のキャリアがあって必要な部分があって

それぞれの生活や考え方があって今はその環境で仕事をしているので

「絶対にここじゃなければいけない」理由はないんです。

絶対にここじゃなきゃ!と思っている場合はストレスを感じていないはずです。その環境にいることが目標達成に必要だと理解して割り切れるからです。


それだったらもっと同じ結果を出せばプラスになったり

根底として同じ仕事内容と結果を出せれば良い条件の環境を探せばよいわけで

「期待の現れ」だとしてもそれだけの人材であれば

そのような環境は負担でしかないので

「留まる選択」はしないでしょう。


ですので、耐え忍ぶ場合はその苦しい中で頑張って足を進めた結果は

現実的でない数字であればあるほどキャリアにおいてはプラス材料になるという意識を持つとよいです。

一般的でない目標に対してクリアを出来たら最高ですが

近づけただけでも世の中的にはすごいことです。


でも今の環境であればすごいと思わずにむしろ怒られてしまう・・・


ただ知らないだけで実はすごいスキルを持っていたり結果が他の環境だったらトップレベルだったりと

情報を集めて知ることで自分の価値が見えてくれば

どうすべきか?が見えてくるはずです。


このような悩みを抱えるということは本来は自信をもってしっかりと「計画」を実現できる方なのかもしれません。


しかし、そのような現状では自信なく立ち振る舞っているはずです。


辞めたら次を探せばいい、という定着しない職場に多く見られる傾向です。

都合よく使われてしまって振り回されて自分自身のキャリアを無駄にすることは非常に勿体ないですので

まずは「キャリア」における必要性から考えてみてください。