国立樹木園|DCで草木とふれあえる広大な公園
ワシントンDCの東側に広大な植物園があるのをご存じですか?
農務省が運営するこの国立樹木園は、446エーカーの広さ(東京ディズニーランドの約4倍!)があり、数多くの種類の植物が研究や保護等の目的で育てられています。園内には、ハーブガーデン、盆栽園、ツツジのコレクション、ハナミズキのコレクションなどなど、様々なテーマのエリアがあり、季節ごとに色々な花が咲き誇ります。
中心にある広大な草地(Ellipse Meadow)は、子どもがいくら駆け回っても大丈夫な広さがあります(目が届かなくなりそうなほど広いので注意!)。
この草地の東側で目を引くのが22本の柱。これはNational Capitol Columnsと言い、実は1828年から1958年に議会議事堂の一部だった柱です。議事堂の改修のため撤去された柱が現在では国立樹木園に立派にそびえ立っています。その目の前にはリフレクションプールがあり、映えポイントですよ!
中心の広大な草地以外でも多くの広い広場があり、子連れやペット連れにピッタリです。ゆっくりと散歩やサイクリングをしても気持ちいいですよ。高低差がある場所もあるので、ハイキング気分も楽しめます。ピクニックエリアでは、食べものを持ち込んでピクニックをすることも可能です(アルコールは持ち込み禁止)。
また、国立樹木園は貴重な盆栽コレクションを有しています。日本や中国にルーツを持つ盆栽が多く展示してあり、ボランティアの方々がとても丁寧な説明をしてくれます。実はこの盆栽園は、アメリカ建国200周年を記念して日本から53の盆栽が贈られたことをきっかけに作られたものなんです。
盆栽園の庭には、日本でよく見る植物が植えてあり、思えばアメリカと日本で道に生えている草木が全然違うんだなと気付かされるとともに、日本の風景を思い出してほっと出来るスポットでもあります。
(※7月24日現在、残念ながら盆栽園閉鎖中。)
園内は広大なので、できれば車で行くのがオススメ。園内にはポイントごとに駐車場が用意されているので、車で回ることができます。
国立樹木園の周辺は最近再開発されてきていますが、治安が北西部よりよくないと思われる場所もあるので、そういう面でも車で行くと安心だと思います。
園内マップは日本語バージョンもあるのが嬉しいところ。
またオフィシャルアプリもあり、地図を見たり、セルフツアーをすることができるので、アプリをダウンロードして行くと迷わずにすむかもしれません!
●入場料
無料
●開館日時
※2020年7月24日現在
月曜日、水曜日、金曜日の13:00〜17:00
入場制限あり(車200台まで)。
●住所
3501 New York Avenue, NE
●アクセス
🚗ワシントンDC中心地から車で約20分。園内駐車場無料。
●ウェブサイト(英語)