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プラウダのT34/76夏季塗装を荒々しくウェザリングする

2016.06.27 06:38

Russian Tank: T34/76 1942 Production Model

T34/76が好きです。好きなものはもはやどうにもならないのでありますが、これで3輌目のT34/76です。なにが好きってまずは姿が良いです。前のめりな車体に美しい車体のフォルム、そしてキットの組みやすさ!塗装遊びを存分にやるならT34/76ですね。その上安いですし。

塗装はガールズ&パンツァー劇場版に登場するプラウダ高校のT34/76を参考に行いました。プラウダ大好き。もう最初のエキシビジョンマッチで飛び出してくるT34シリーズ素敵すぎる。悩ましいのはT34/85のタミヤキットがスポット生産という話でAmazonでも買えない点ですね。ヤフオクでも3000-4000円くらいで取引されているようです。うーん、微妙…。


T34/76 1942年版 プラウダ高校の塗装レシピ(劇場版)



製作・塗装編

今回はタミヤのプラモデルキットをもとに作成しました。1942年製モデルと記載のあるもので砲塔が劇場版のものと違い、一回り小さい形になっています。

組み立ては説明書どおり。非常に組みやすいキットで、3〜4時間ほどあれば組み上がってしまいます。実は砲塔に手すりを付けていたのですが、砲塔を回転させようとするといい感じに折れてしまい、無かったことにしました。。一度つけてみたら回転せず…砲塔を外そうとしたら手すりが折れるわ折れるわ…。まぁ気にしない、ってことで。

基本塗装はMr.カラーのロシアングリーン(2)にタミヤアクリルのホワイトを混ぜて明るくした色を塗ります。ラッカー系の塗料にアクリルの塗料を混ぜて果たして良いのか、という疑問はありつつ、混ぜたらよしなに混ざったので、よかった事にしました。2度塗りをして色ムラを無くします。

スミ入れは、エナメルのフラットブラックをライターオイルで溶いて全体に塗布します。その後、綿棒にエナメル溶剤を染み込ませて拭いとっていきます。雨だれの跡が残るように斜めの面は上から下に拭っていきます。まだまだ質感は良くないです。

今回は明暗を強く出したかたちで激しくウェザリングをするのが目的ですので、まずはフラットブラックをドライブラシ風にパサパサにして筆を押し付けるようにしながらランダムに擦り付けていきました。

そこへ明部を作るべく、100均のパステルを茶こしで削って、そのまま筆でとったら、車体に擦り付けちゃいます。多く擦り付け過ぎたら指の腹やら爪楊枝で削り取ります。

そんなこんなをチマチマとやって遊んでいるうちに、下のような状態になりました。うーん、これはかっこいいのであります!

さらにもう一色加えてみます。今度はパステルの黄色を同様に削ります。今度はライターオイルで溶いてちょこちょこと置いていきます。最初は例によって透明ですが、30秒ほどすると乾いて色が浮き出てくるので、爪楊枝等で不要なところを削ります。

これを車体と転輪によしなに入れていきます。突起部分や溝に少し残るくらいのバランスでやると良い感じですね。これでベースのロシアングリーンに、暗部の黒と同系色の明るいグリーン、もう1段明るいイエローが乗って、かわいい風合いになりました。

最後に突起部分等にタミヤエナメルのメタリックグレイでドライブラシをしたら完成であります!あー楽しかった!あえて何種類かの色を乗せることで、のっぺりしがちな車体がいい風合いになりました。


T34/76プラウダ高校劇場版風の完成ギャラリー

ウェザリングを頑張った、というよりも一つのチャレンジとして明暗表現を自分なりにやってみました。エアブラシがあればもっと色々できるんでしょうが、筆で塗るのが楽しいので、当面は購入する予定はありません。

いいじゃないか、いいじゃないか!きっとリアルではないとは思うのですが、カッコイイので良いのであります。そして後ろ姿。かっこいいー。

良い具合に明暗がついて素敵な表情になりました。T34も後ろ姿が非常に良いです。

最後はこっちを向いている写真で。この顔が最高に素敵です!実際に砲身がこっちを向いていたら言葉を失うくらいに恐ろしいんでしょうが…。プラモなので可愛いです!

やっぱりT34は良いですねー。何回作っても飽きないですし、とにかく姿が良いのであります。これからも何度も作っちゃうんじゃないかと思うのですが、その度になにか新しいチャレンジをしてみたいと思うものであります。