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爽やか系演説のあさか由香(共産、神奈川)は絶対!八時間労働制|参院選二〇一六

2016.06.29 07:05

【社会・政治ニュース】 平成二十八年六月二十四日に神奈川・相模大野駅前にて、『参院選挙二〇一六』の神奈川選挙区候補の共産・あさか由香(庚申)と比例候補の椎葉かずゆき(丙辰)准中央委員が街頭演説を行った。応援には同党から党委員長の志位和夫(甲午)衆議、畑野君枝(丁酉)衆議が駆けつけた。


あさかは三十六歳。十代の頃に「世界から貧困と紛争をなくしたい。」と思い、その方法を知るために筑波大学に入学。バックパッカーとして世界十四ヶ国を貧乏旅行をする。その後もフランス語を学ぶため、フランスのポー大学に語学留学をした。しかし、その後に家族の三人(母・兄・妹)を突然、交通事故で亡くし、「自分は何のために生きているのか。」と改めて模索し、もがく中で命を大切にする社会に向けて、社会活動・平和運動に参加するようになった。



『夢をあきらめなくても良い社会へ』をスローガンに、あさかの掲げる政策は六つ。


  1. 人間らしい生き方 八時間働けばふつうに暮らせる社会へ
  2. 出産と子育て 一人ひとりの子どもが大切にされる社会へ
  3. 憲法と平和外交 憲法の平和ブランドで世界へ
  4. 大学と学生生活 学びに専念できる・打ち込める社会へ
  5. エネルギー改革 原発なくし、再生可能エネルギーで安全と景気回復を
  6. 国民のための経済 税金の集め方と使い道を変えて、暮らしと景気の回復を




<一千人の同調力に勢いをますます>

 ブラック企業に勤めて悩んでいる労働者や家族の声を聞き、政治家を目指したあさか。「長時間労働の上限を決めるのも、最低賃金を引き上げるのも政治。」とブラック企業の根絶をアピール。また「税金を、負担する必要のない米軍への思いやり予算として当てるのか、社会保障に使うのかを決めるのも政治。」と今の安倍政権のやり方に真っ向から反論した。


戦争のない平和な社会を目指し、「ママの会のスローガン“誰の子も殺させない”は私のスローガンである。是非安倍政権の行き過ぎた政策を変えるために、力を貸してほしい。」と力説した。一方の椎葉は「安倍政権が狙う明文改憲は絶対に許さない、私たちの憲法に国防軍という文字を書かせてはならない。そのためにも、あさか由香候補と共に国会で取り組ませてほしい。」とたくさんの有権者に向けて熱弁した。



髪が乱れようと志位節、炸裂

 応援に駆けつけた志位は「大激戦の参議院選挙は、”戦争か平和か”日本の命運がかかっている。」と今回の選挙がいかに大事かを主張。世論調査での野党共闘の効果が出始めていることを受け「生活の党もあさか由香さんの推薦を決めてくれた。野党共闘、市民の皆さんとの共闘の力を広げてあさか由香を押し上げようじゃないか。」と市民との共闘の力が政治を変えれる可能性をアピールした。

演説終了後には主権者およそ千人超からの“あさかコール”も起こり、一致団結した様子が伺えた。


『参院選二〇一六』神奈川選挙区:あさか 由香(Asaka Yuka.庚申)/日本共産党

記者:原田眞吾×撮影:岡本早百合

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