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アフター・アワーズ・セッション:七人十色~組み合わせの妙〜

2016.06.27 10:00

2016年6月27日(月)


アフター・アワーズ・セッション:七人十色~組み合わせの妙〜


島之内教会


アフター・アワーズ・セッションは、大フィルの大島さんが参加してるので知ったのですが、アットホームな楽しいお話と雰囲気で、色んな楽器の室内楽を毎回演奏してくれます。


「こんな曲が有ったんだ〜」と、新しい曲を知って楽しい気持ちで鑑賞出来るので聞きに行ってます。

クラシック音楽聞くけど、堅苦しい真面目な室内楽独特のアノ雰囲気苦手な私には、合うのですよね...


室内楽といったら弦が普通メインだけど、木管好きなので木管率が高いのも嬉しいのです(*´ω`*)


今回は島之内教会。

そう、教会です!!キリスト教徒で無いのでこんな事が無ければ行く事もなく、この教会へは2回目なのですが違う意味でテンション上がりました。

演奏された礼拝堂は、木の長い椅子でテレビとか映画で見るそのままでした。

...只、雰囲気は素敵ですが、長時間座るとお尻と腰がムッチャ痛いです(ーー;)


今回は、フルート、オーボエ、クラリネット、ホルン、ヴィオラ、チェロ、ピアノの7つの楽器の普段聴けない組み合わせの曲ばかりでした。


「この組み合わせだとこんな音になるのねぇ」


と、それぞれの楽器の音が一緒になると又違う音になる演奏を楽しみながら聴きました。


皆素敵な曲ばかりだったので、別の機会で又聴けたら良いなぁ(*´ω`*)


そういえば、アフター・アワーズ・セッションは今回は参加してないけどメンバーのギオルギ・バブアゼさん(関フィルのコンマス)のご縁で来年春に、母国のジョージア(旧:グルジア)のトビリシ・シンフォニエッタの招待を受けて来年の春に海外公演らしいですΣ(゚Д゚)


オケに在席してる人とか皆のスケジュールの調整が大変そうだけど、成功すると良いなぁ〜


◆プログラム◆

●M.アーノルド ディヴェルティメント Op.3

(フルート、オーボエ、クラリネット)

木管の音が重なると生まれるポワポワ〜とした、あの響き大好きなので癒されました。


●W.ルトスワフスキ 牧歌集

(ヴィオラ、チェロ)

先月のウルバンスキの大フィル定期演奏会でルトスワフスキの曲を聴いたのだけど、クールで整然としてるけど内なる激しさをこの曲にも感じました。

ルトスワフスキは波長が有って好きになりそう。

CD見つけるの大変そうだなぁ(笑)


●M.グリンカ 悲愴三重奏曲 ニ短調

(クラリネット・チェロ・ピアノ)

自筆譜の表紙に「私は愛を、その苦しみ故に初めて知った」と、書かれているそうです。

暗めだけど、ドラマチックな曲でした。

他の作曲家は1900年代に活躍された人だけどグリンカだけは1800年代の作曲家なので聴きやすいと右近さんが説明されてたけど、確かに唯一メロディアスな感じで女性が好きそう。

 

●A.ルーセル 三重奏曲 Op.40

(フルート、ヴィオラ、チェロ)

ヴィオラの三木さんが曲の解説で「変」という印象を受けると言ってたのですが...

確かに何処か不思議さを感じる曲でした。


●J.M.ダマーズ 三重奏曲

(オーボエ、ホルン、ピアノ)

ホルンの世古宗さんが大学時代に初めてアンサンブルで演奏(確か)したのがダマーズの曲で今回演奏するのにこの曲を希望したそうです。

なんでもその時に今回一緒の大島さんもいたとか(笑)


この二人仲良さそうだなぁ〜と思ってたけど古い付き合いだったのねぇ

演奏中の転調がムッチャ多くて頭を使うそうで、演奏後大島さんのMCで喋るのが大好きなのですが、初めて覚えた小学校の算数みたいに頭を使い過ぎて考えられないとか(笑)


アンコールはリベンジで最終楽章をもう一度演奏しましたが、何処がなのかは分からないけど、アンコールの方がバッチリに聴こえました。


難しい曲の筈なのに、ニコニコと超嬉しそうに演奏する世古宗さんがこの曲が好きなのが伝わって来て印象的だったです。

元々癒し系の外見をされてる人なので可愛さ倍増だったわぁ〜


そういえば、最後の曲の演奏なので、舞台のセッティングの裏方をやってて椅子や譜面台並べたりする様子も可愛らしくて密かに萌えてました(*´ェ`*)ポッ


◆出演◆

植田恵子:フルート

大島弥州夫:オーボエ

松原央樹:クラリネット

世古宗優:ホルン

三木香奈:ヴィオラ

日野俊介:チェロ

右近恭子:ピアノ


******************


関フィルのチェロの日野さんが黒がベースだけど一部分別の色の柄の入った黒いシャツを着てました。

「男性奏者は夏になると黒いシャツ着て同じになってダサい」と、言われるからだそうです。


「あ、!!そういえばホームページに前書いてた」

と、思い出しました。

...オシャレ番長の大島さんのコーディネートが特別なので他の人は普通で良いのですが(ーー;)

と、思うのだけど...

気にしてオシャレしてた日野さんが可愛かったです。


そして、この日のオシャレ番長は光の加減で模様が浮き出る地柄の黒のベスト。したの黒いシャツは袖口の大きめの金ボタンがアクセントになって流石過ぎでしたΣ(゚Д゚)

でも、このファッションってこの人しか絶対に出来ないよね...


密かに大阪クラシックでもう一度このコーディネート見れるのを期待してます(*´艸`*)























先日のレミゼでは指揮者だったので、昨年末以来大島さんのオーボエを聴いてなかったので、禁断症状だったから演奏を聴けて嬉しかったです。


大島さんの演奏って何故か耳にポーンっ!!て強烈なインパクトで入って来てしまいます。


オケの演奏聴いててソロで無くて皆と一緒に演奏してるのに

「印象的な素敵な音がする〜」

と、奏者を探したら大島さんだった事が何回か有りました。


ブルックナーの時は後半ヴィオラのお兄さんと被って姿が見えなくて演奏してるか謎なのに、何故か音が耳に入って来て分かりました(ーー;)

理性で無く本能で音に反応してるのよね...