ネパール人と大阪人から学んだこと
2020.08.26 07:36
先日、事務所の近くにあるネパール料理屋に行った。
私はそこの「ダルバート」というネパールの家庭料理が好きでよく行くのだが、
その日は、グループ会社の大阪出身の社員と昼ご飯を食べに行くこととなった。
ネパール人店員
『辛さ(1-5)はどれくらいにされますか?』
一緒に行った大阪出身の社員
『4でええわ。それとさ。ネパール人はどれくらい辛いの食べるの?』
その店員は、
ネパール人だからといって、必ずしも辛い物を食べるわけじゃない。
自分自身は辛い物が嫌いだ。
辛さで言えば2で十分だ。
と説明してくれた。
これを聞いていて、
ネパールの人 = 辛い物を食べるもの
そんな風になんとなく先入観で考えてしまっていたな。
と、ある意味気づきを得た。
これまで私がスタッフを育成してきて気づいたことだが、
30代に入ると急に吸収力が落ちる。
特に33歳くらいから落ちる人が多い。
40代に入ってくると経験がさらに増えるのでなおさら。
50代になると人の話に対して返事はするが
聞いていない人がとにかく多い。
吸収力が落ちるのは、
記憶力や能力の問題ではない。
『経験からくる先入観』
これが新しいことを学習することを妨げる。
変化の大きい今の世の中。
過去の成功体験でリタイアするまで働くのは不可能だ。
もっと柔軟に
もっと先入観なく
人の話を聞いて、新しいことを学習しようと思った瞬間だった。