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鈴木かずひろ Official Website

大雨時における県内の冠水注意箇所(アンダーパス)

2020.08.26 09:16

8月23日(日)の大雨により、柏市内では床上浸水の被害が出たのをはじめ、道路の冠水により車が水没する被害が生じました。夏が終わりに近づくにつれ、秋雨前線や台風の影響による局地的な大雨が増えてきますが、そのような時期に、車を運転する上で気をつけたいのが、アンダーパスの走行です。

アンダーパスとは、主要幹線道路や鉄道と立体交差する際に、掘り下げて交差する構造になっている道路のことです。道路が掘り下げてあるため、雨が降ると雨水はアンダーパスへと流れていきます。通常、冠水を防ぐために、アンダーパス流れていった水は排水ポンプによって排水されますが、近年のような短時間の間に大量の雨が降ってしまうと、ポンプの排水能力を超えてしまい、冠水してしまうこともあります。

そのため、国土交通省の千葉国道事務所では、局地豪雨により冠水するおそれがあるアンダーパスが県内に93か所あるとして、ホームページで注意喚起を行っています。

※図上は県内(千葉市以外)77か所、図下は千葉市内の16か所、合計93か所。

一度入り込むと抜け出せなくなるため、激しい雨が続くような場合は、アンダーパスを迂回するなど、注意が必要です。

なお、8月23日に柏市で降った時間降水量は40mmでした。ちなみに、昨年10月25日に降った時間降水量は、鴨川市で85.5mm(観測史上1位)、私の住む市原市では64.5mm(10月の降水量で1位)でした。

雨の強さはと降り方のイメージは、気象庁のリーフレット「雨と風」に記載されていますので参考にしてください。