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お米の旅行記

台湾小旅行2日目@鶯歌,三峽

2016.06.30 11:43

土曜日の台中に引き続き、日曜日は鶯歌三峽という町に行って来ました。

高鉄ではなくて台鉄(台湾鉄道)に乗ってみたくて…


ということで、台鉄に乗って出発!

ちなみにこの服は前日逢甲夜市近くのお店で買ったワンピース。(韓国のブランドのよう)


はじっこの席を取ってるんるんでいること5分、突然係りの人に話しかけられた。

何を言ってるの?と回りを見渡すと、乗客が誰もいない!

どうやら途中駅止まりの電車に乗っていたみたい…

降ろされたのは、「樹林」という樹木希林を思い出さずにはいられない駅。

すぐに次の電車が来ました。

15分ほどで鶯歌の駅に到着。

鶯歌は陶器の町として有名みたいです。

駅を出ると早速陶器のお店がたくさん。

レトロっぽさがいい!

カラフル&レトロな理髪店。

やっぱりバイクが停まっています。


鶯歌老街に入ると、さらにたくさんの陶器屋さん。

安いものから高級なものまで、色々や種類の陶器があります。


しかし、びびびっとくる陶器が見つからず(正確には、びびびっときた陶器は高すぎて)、三峽へ移動することに。


三峽までは鶯歌からバスで向かいます。

が、バスがなかなか来ないし、来てもなんだか行き先が違いそう…


迷っていると、一人のおじさんが声をかけてくれました。

「サンシァーに行くの?僕も行くからついてきなよ!」(的な内容だと思われる)


三峡の峽をなんと発音するのかわからないけれど、「サン」て言ってるしたぶん三峽のことだろう!

とまたまた運任せで、おじさんについていくことにしました。

乗り物に乗るとすぐ眠くなってしまう私。

台湾は妙な安心感があって(言い訳)、過去にも平渓線で寝過ごして目的地の十份に行けなかった…ということがありました。


そして、今回も案の定眠気が…

肩をとんとんと叩かれて目を覚ますと、三峽についていました。


おじさんがいなかったら、おじさんが親切じゃなかったら、私はどこに行っていたのだろう…

おじさん!謝謝!!(反省してます…)

三峽老街までの行き方も親切に教えてくれたおじさんの後ろ姿をパシャリ。

本当にありがとうございました。

老街に行く途中でお昼ご飯。

パクチーがのっているこの筒型のごはんの写真を見て、迷わず入りました。


ちょっと甘めだけど、美味しかったー!

老街に入ると、まず目に飛び込んできたのがこの立派なお廟!

かなりの歴史を感じます。

清水厳祖師廟というお廟みたいです。

色褪せている部分も、鮮やかな部分もあって、昔はどんなだったんだろう、と思いを馳せる…

こうやって誰にも遠慮せずゆっくりと過ごせるのが一人旅の好きなところ。


それにしても屋根の上の人々、かわいらしい。

雑草の生命力もあっぱれ。

柵の上には、この、獅子舞(ではないはずだが名前が思い出せない)たちがずらーっと並んでいて圧巻。

日本にはない色使い。


せっかくお廟に来たので、お参りの方の後について私もお参りをしてみる。

四ヶ所に神様(なのか?そもそもなんの宗教?勉強しないと…)がいらっしゃるようで、

一本ずつお線香をお供えしました。

清水厳祖師廟の向かいにも小さなお廟。

こちらもカラフル。

提灯もずらーっと下がっていて、なんだかお祭りのような雰囲気。


台湾のお廟は見た目がとっても賑かで、でもお参りをすると心が落ち着いて、ちょっと不思議な空間です。

三峽老街はこんな感じで、昔のレンガ造りの建物が続いています。

スイカジュース(美味しい)を飲みながら散策。


アーケード部分はひたすらお土産屋さんが続いていて、やっぱり観光地。

もうちょっと落ち着いた、もとのままの空間を残してくれたらなあ…!

でも、建物は素晴らしくて、看板も石造りで建物と一体になっているのがすてき。

葉っぱがかわいい!

ちょっと裏道に入ってみると、人が全然いなくてとても静か。

レンガと、ここでもやっぱりバイク。

歴史を感じます。

このお札みたいなの欲しい…

満満満足で帰路につく。

バス停へ向かう途中でタクシーを見つけ、悪魔の囁きに負けて乗ってしまいました。


午前中、暑くてしんどい中歩いた道もすいすい通り抜けて、あっという間に鶯歌に到着。

文明の利器様々でございます。

(安いとは言え、この二日間でそこそこの金額をタクシーに使っている気が…)


学生時代の2回を合わせて、3回目の台湾一人旅。

宗教とアートとおいしさと人々の温かさに触れて、ますます台湾好きになってしまいました。


台湾の皆様、多謝!


おわり