彼氏に依存する女の特徴とは?!
今日は「彼氏に依存する女の特徴とは?!」をお送りします。
偏見だとのご指摘を恐れずに言えば、「相手に依存する」のは、やはり女性が男性に依存するケースが圧倒的に多いと思います。一番多いのは精神的な依存ですし、次は経済的な依存、そして肉体的依存、又はその全てと言うことも勿論あります。男性からすれば“重い女”と言うことになると思いますが、どっぷりと依存している彼女達にとっては、実は余り実感が無いことの方が多いと思います。「え~っ、そんな訳はないでしょ!」と思われる諸氏も多いと思いますが、実際自覚のない“依存女性”が殆どと言っても良いかも知れません。
人間は自分勝手な生き物ですので、当然自分の考えや行動については、限りなく都合の良い解釈をしてしまうのです。“依存女性”は先ず彼氏に依存しているとは思っていません。多くは、「一途に愛情を注いでいる」と信じて疑いません。寧ろ、彼女として当たり前の行為だと考えているのです。ですから、彼氏がリアルに依存されていることを“重い女”と感じて不満を口にしたり、距離を置こうなどと考えて冷たい態度を取ろうとすれば、そこは“依存女性”が敏感に察知して、余計に“重さ”を増長しようとする行動に出たりします。
彼女達のセリフはたぶん...「私は、貴方だけを愛して、こんなに一途に尽くしているのに、何故分かってくれないの?!」と言って涙を見せるかも知れません。とにかく“依存女性”にとっては、それこそ寝ても覚めても彼氏のことで頭がいっぱいで、LINEやメールの返信が少しでも遅くなると不安で仕方なくなり、イライラとストレスを溜め込むことになってしまうのです。理由は様々ですが、“依存女性”の恋愛はそうそう長続きするものではありません。何故なら自分のストレスもMAXになってしまいますが、それにも増して、彼氏が精神的に疲弊してしまいます。
“依存女性”は彼氏依存を続ける限り、中々幸せを掴むことは難しいですし、男性だってその様な依存関係は“終わりのない不幸のトンネル”に入ったら最後、出口が見つからずに途方に暮れてしまうことにも成りかねません。女性にとっても男性にとっても良いことは一つもありません。今回のテーマとして取り上げる、彼氏に依存する女の特徴と言うものを良く理解していただいて、実際にどう対処したら良いかの部分まで含めて、皆さんと一緒に考えて参りましょう。
<依存女性の特徴>
①彼氏に一途に尽くす
とにかく、彼氏が居る自分が嬉しくて仕方ありません。もう、何でも彼氏の好みを調べまくり、髪型やファッション、それに食べ物の好みに至るまで、例え自分の本来の好みとは別だったとしても、全てを合わせようとします。それって逆効果なんですがね...。貴女らしさが好きだった彼氏は、その変貌の様子に抵抗感を覚えます。一途に尽くす自分の姿を彼への愛情の証だと思って疑わない彼女は、まるで母親の様に一から十まで面倒を見ようとします。“何事も過ぎたるは及ばざるが如し”との戒めも有る通り、彼氏は距離を置こうと、どんどん離れてしまうのです。
②何事も彼氏ファースト
仕事で忙しい場合も、友達との約束も、彼氏との電話一本、メール一通で優先順位が変わってしまいます。全てにおいて彼氏を最優先してしまうので、周囲にも迷惑をかけてしまうことに成りかねません。でも依存女性にとって、例え周囲から迷惑だと思われようが、自分勝手だと非難されようが、彼氏に尽くしている自分の気持ちと行動は首尾一貫してますし、そこに迷いのない自分に満足しているのです。一方で彼氏の気持ちとしては、最初のうちこそ便利で有り難い存在と感謝するかも知れませんが、程なくして彼女から向けられる真っ直ぐ過ぎる視線や重圧感が“重荷”と感じるようになったり、余りにも自らの考えや行動を二の次にしてしまうことが“我慢”に感じられたり、主従関係に近い不自然なやり取りにストレスを感じる様になってしまうのだと思います。
③彼氏以外に夢中になれることが無い
普段から好奇心が旺盛に働くほうではない女性の場合、夢中になれる趣味があることは珍しいでしょう。故に、彼氏ができるや否や二人の関係が唯一頑張る価値のあることに思えて好奇心が生まれて夢中になれる“趣味”の様なニュアンスの存在になってしまいます。もう彼氏が生活の全てで、二人のこと以外は全然興味もわかなければ関心もないのです。仕事をしていても電車やバスで移動していても車窓の向こうに見えるのはナチュラルな景色ではなく、彼氏の表情や会話の一つ一つなのです。何をしてるかって、その時の彼が何を言い何を伝えたかったのかを思い出して深読みをしているのです。やっと手に入れた絶対的な存在になってしまいます。もう、一人の人間としての自立心が何処かへ飛んでいってしまい、これと言った信念からも遠ざかって、単なる従属物として魅力的な興味を引く対象ではなくなってしまうのだと思います。
⑤周囲の意見を聞こうとしない
“依存女性”の有り様は一種の異常な精神状態とも言えるので、身近な家族からも友人からも心配される対象になります。焦点が彼氏だけに固定されていて、周囲の意見は耳に入りませんし、聞こうともしません。幾ら“依存女性”のことを心配しての一言だとしても、初めから全てを否定されるとの先入観からか、彼氏以外の言動には自動的に耳栓をしてしまうのです。どんなに否定的なアドバイスをされても、彼氏を信じて自分たち二人を完全に正当化するようになり、彼氏依存度が益々増加してしまいます。
<彼女から依存された時の対処方法>
①嫌なことを我慢しない
“依存女性”は勿論、彼氏の都合などはお構いなしに、どんどん依存の度合いを高めようとします。依存される彼氏にも実は理由が幾つか考えられます。例えば「依存してくる彼女を受け入れてしまう」ことです。とは言っても拒絶するのは可哀相な気になってしまうものですがね...。でも、彼女に一人の人間として自立した関係を望むのであれば、嫌なことを我慢してしまうのではなく、きちんと伝えることもお互いのためになることなのです。
②適度な距離を保つ
相手がグイグイと依存度合いを深めてくると感じたら、共感の姿勢をしめしてはいけません。“依存女性”は同情してくれる相手を「この人なら何でも分かってくれる」と安心して喜んで無遠慮に“依存”をヒートアップしてきます。いわゆる“共依存”になってしまわないうちに、時には心配することも控えて一線を引き、そこから深入りしてこられない様な雰囲気を作ることです。独りのプライベートを大切にすることは必要なことなのです。それを理解させることだと思います。
③縁を切りたい場合はフェードアウトする
電話やLINEの頻度を減らし、相手からのアプローチにも「忙しくて会えない」を通します。かなり親密な関係になっていた場合は、物理的に会えない環境を作ることを考えましょう。引っ越しや、場合によっては転勤や転職なども必要になるかも知れません。そのくらいの覚悟を持たないと、“依存女性”との縁を切ることは難しいでしょう。
<自分が依存体質だと気付いた時に克服する方法>
①彼氏との距離感を取る
やはり“依存女性”の一番の問題は、彼氏との物理的、精神的な距離が近すぎることだと思います。もし依存していることを自ら気付くことが出来たのであれば、意識的に彼との距離を取ったり、それこそ“会わない予定”を組んで実行するようにしましょう。
②新しいことにトライする
今迄、彼氏にしか関心が向いてなかった自分の行動を見直し、疎かにしていたであろう家族や友人との時間を作ったり、今迄見向きもしなかったであろう“趣味の世界”に興味を感じるように仕向けてみたり、仕事を持っている場合は自分から進んで新規のプロジェクトへ参加して成果を上げるべく夢中になってみたり、彼氏に依存していた象徴とも言えるスマホと言う連絡ツールの電源を切る時間を少しづつ増やしてみたり...。
あとは、それこそ自分の価値を客観的に高める様な資格を取ったり、料理の腕を上げようと教室に通ったり、何でも良いので目先の興味の対象を変えられる様な新しいことにトライしてみることが重要なのです。そこから感じた貴重な体験をメモや日記に書き留める週間を持ちましょう。些細なことでも今迄には感じられなかった新鮮な充実感が積み重なって、依存体質を返上できてしまうかも知れません。
③自己肯定感を強くする
前項の①や②をとにかく自らの意思で行動してみると、いつの間にか彼氏のためではない、自分のために充実した時間を過ごせていることに気付きます。何故か自分自身を認めることが出来ず、自分が嫌いで仕方なかった気持ちが、少しづつ薄れてくる感覚を覚えると思います。
実際に“彼氏依存”は良くないし、二人共に幸せにはならないと気付いた日から、距離を置き自分のための時間を作ろうと努力し、少しづつ成果をあげて実績を積み重ねることが出来てくれば、「あなたは自分を好きだと言えますか?」と聞かれた時に、胸を張って「はい、大好きになりました!」と笑顔で答えられると思います。
焦らずに少しづつで良いのですから、彼氏に全ての神経を集中してきた過去を修正し、何かしら出来ることを時間をかけながらトライし続けて、あなた自身の価値を高めて行きましょう。彼氏に依存していた自分の殻を破り、自信を持って彼氏をサポートする側のポジションを得る様に努力し、自分を認め相手からも認められる喜びを享受するのです!。必ず幸せな未来を手に入れることが出来る筈です。頑張りましょう。
今日も良い一日であります様に。