“Brexit”(イギリスのEU脱退)の発音とコツ
こんばんは、Jayです。
“発音が分からない英単語を募集 ~第12弾~”にご応募してくださって方々、誠にありがとうございました!!
ご応募いただいた中にいくつか以前にやった事があるのがあったので、そちらをまずご紹介します。
“Walk”:“‘walk’と‘work’の発音のコツ”
“World”:“‘world’と‘word’の発音の違いとコツ”
“Umbrella”:“‘Umbrella’(傘)の発音とコツ”
“Rhinoceros”:“ 募集した単語の発音発表会 ~第2弾~(2)”(こちらに関しては詳しく解説していないので後日記事にします)
それでは本題です。
この前イギリスでEUを脱退するかしないかの国民投票が行われましたね。
投票の結果、“イギリスはEUを離脱”する事が決定。(個人的には留まってほしかった)
今夜はこの「イギリスがEUを離脱」という意味の“Brexit”の発音とコツをやります。
これは“British”(イギリスの)と“exit”(退出)を合わせた造語で比較的新しく出来た英英単語です。(日本語と同様に英語も日々新たな単語が誕生しています)
実際の発音に近いカタカナ表記:
「ブレクスィットゥ」
つづりが示しているように、“exit”の発音に“br”が加わったものです。
“exit”は「エクシット」と「エグジット」と濁音になる発音の2種類がありますが、日本人がより発音しやすいかなと思い、濁らない方の発音をやります。
音節は“brex・it”と2つで、アクセントは頭の“brex”にあります。
音節の数は母音の音の数、アクセントは強調する箇所とお考えください。
それでは音節毎に発音のコツをみていきましょう。
「ブレク」の発音:
口はすぼめずに、ロウソクの火を「フッ」吹き消す感じで「ブ」。
“口をすぼめないで”がどうしても難しければ、すぼめてもかまいません。
口をすぼめて舌を反ってから、「レ」。
この時に舌は口内のどこにも触れないようにしてください。(触れると“L”のような音になってしまうので)
口はすぼめずにロウソクの火を吹き消す感じで「ク」。
「スィットゥ」の発音:
口を母音の“イ”の形にして、歯を閉じて「スィッ」。
「スィッ」と言っても口を上下に広げないでください。(広げてしまうと「セッ」の音になってしまうので)
口の形は引き続き“イ”のまま、ロウソクの火を吹き消す感じで「トゥ」。
以上を繋げると“Brexit”の発音となります。
それでは実際に発音をお聴きください。
いつもは“普通→ゆっくり→普通”とスピードを変えて3回発音するのですが、「ブレク」はやる事が多いと判断したので“普通→かなりゆっくり→ゆっくり→普通”の4回にしました。
いかがでしたか。
練習の時はゆっくりでもいいのですが、実践の時は「ブレク」と「スィットゥ」はそれぞれ一息で言ってくださいね。
関連記事:
“住民(国民)投票”(これを英語で言うと?)
Have a wonderful evening