斑目力曠さん イスラエルにプラネタリウム施設を寄贈
2016.06.30 02:38
東京支部顧問の斑目力曠さん(龍谷大学文学部1960年卒、真言宗大覚寺派大僧正)が、中東平和を願って寄贈したプラネタリウムが、イスラエル中部のネタニア市に完成し、2016年6月6日午後6時から記念式典が行われた。
斑目さんとイスラエルは、1991年に当時経営していた電源装置会社の工場進出で縁が深まり、1996年には、「平和の梵鐘」をエルサレム市に寄贈している。
宇宙の視野で共存共栄を目指したいという斑目さんの思いがある。
「宇宙に浮かぶ美しい地球に国境はない。そんな宇宙大の世界観を持ってほしい」
その思いにネタニア市のミリアム市長が共感し受け入れを申し出た。開館にあたって市長からの提案で、「プラネタニア」と命名された。
Planetarium+ Netanya ⇒ Planetanya
プラネタリウムとネタニア市を組み合わせた。
プラネタニア全景写真 イスラエル大使館HPより
合わせて隣接する道路が、杉原千畝通り(Sugihara Chiune Street)とされ、その命名式も行われた。当地にはスギハラサバイバーと言われる有名な杉原千畝のビザ発給により救われた人たちとその子孫が多く居住している。
両式典は、スギハラサバイバーが多数参加して盛大に行われた。
サンデー毎日 2016年7月3日号 および アエラ 2016年7月4日号にも記事が掲載された。
飯田みち代さんによる、イスラエル国歌「ハティクヴァ」の独唱。
ヘブライ語の歌唱に会場が沸き立った。
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