気になる素振りpart5・・未来予想
リーディングケースにご応募いただいたものです。
おぽさま 占日時2020/08/16
すぐに起こってくることであり、またこのふたりはこういうふたり ということを顕すキーカードである「女帝R」。『怠慢』『グズグズする』『はっきりしない/思わせぶりな態度』といった象意から、ふたりの関係性が今ひとつはっきり親しくならないまま停滞気味の状態であるだろうことを示唆しています。
このポジションはおぽさんと彼どちらにも影響を及ぼすので、互いに相手の様子を見つつはっきりとした意思表示ができないままなのでしょうね。
続くカードは「裁判の女神R」+「タワー」です。(おぽさんがカードが教えてくれた彼の心を知らないままだとすると)今ひとつ互いの心理を掴めないまま時間が進んだ場合、彼側に「タワー」;『混乱』という意味合いで出ており、彼が大変多忙になるとか、また『物理的距離』を示すものでもありますから、彼がしばらくおぽさんに近づいてこない(それは多忙故に)などの事態が予想されます。
その状態においておぽさんが「裁判の女神R」で示されます。未来の感情はここにありませんから、予想される状態を意味するものなのですが、描かれた女神(実は両性具有なのですが)は天秤を手にしています。リバースになると、天秤が傾く状態を顕します。天秤が釣り合わない・・片方が軽くなる・・「裁判の女神」は『プライド』と関わるもので、『軽んじられる』という状態を指します。彼が多忙故に少し距離が出てしまうとき、前述のようにその心情はいま出ているカードからの推測になりますが、もしかするとおぽさんはなんだかはしごを外されたような気分になってしまうのかもしれません。
「裁判の女神」は結婚のカードのうちの1枚で、イコール籍を入れるというわけではもちろんありませんが、社会性を持つところから『公認のカップルになる』イメージが出ます。ポジション1の現在のふたり・・互いに心では意識し合うけれども、比べれば彼のほうがより恋愛的意識が強そうにもみえる心を持っていますがコミュニケーションがはっきり成立しきれていない状態のふたりは、ポジション5のやはり曖昧なまま恋愛的進展が停滞する状態を経て、一旦徹底的に距離が出てしまうのかもしれません。
ところが一転、最終ポジションにはなんだかふたりがいい感じにまとまりそうなカードが出ています。「節制」+「皇帝」ですね。「皇帝」は「女帝」と対になるカップルのカードでどちらも玉座に座っており、並べるとお雛様のようです。このときの「皇帝」は『夫となり得る彼氏』つまり、現実的な彼氏を示します。ここが、『理想的男性像』たる「戦車」との違い、現実感が出るのです。また、「皇帝」は”王様”のカードで、社長さんやフリーランス、一国一城の主を意味しますが、サラリーマンでもリーダー的ポジションにある場合に出てきます。
最終ポジションからポジション6を振り返って 彼が「皇帝」で示される状態になる、 ということを解釈すれば、お仕事の大変な時期を乗り越えてリーダーとして確固たる地位やポジションを得る、そしてまた 彼はおぽさんと距離が出てしまう事態を経ておぽさんに今度はよりわかりやすくアプローチするのではないでしょうか。
最終ポジションメインカードは「節制」ですね。恋愛の始まりにはベストカードでもあります。周囲との和音を保ちつつ、ふたりはゆっくりと距離が縮まるのではないでしょうか。そこを考えると、彼の「皇帝」は、はっきりと付き合ってというアプローチではないのかもしれませんね。それでも今よりはずっとふたりの間に親密な空気が流れそうな暗示です。
カードが示したのは、このままならこうなるだろうという一ルートです。このままならの”このまま”という現状をカードは鏡のように映し出しているはずです。最終ポジションがおぽさんが望むものならば、途中に予想される彼との間にできるかもしれない距離に慌てることはありません。
また、今現在を振り返ってマイナスカードともいえるおぽさんの「法皇R」がおぽさんが少し彼に対し『不満な態度』をしてしまっているかも、或いは周囲を気にするあまり彼にギクシャクしているかも、と思い当たるのであれば、そこを少し和らげてみませんか。現状のマイナスカードをプラスに転じれば、未来のWelcomeな状態はより盤石な暗示になりますから。