選曲の悩み~その2
思考回路はショート寸前♪
コンクール(大人)の選曲は難しいものです。
制限時間内で弾ける曲を見つけなくてはなりません。
大人の”あくまで趣味・しかも中級以下”なので、子供のそれとはまた事情が違います。
予選での印象としては、
- 自分が一番弾きたい曲を弾いている方
- 先生に薦められた曲を弾いている方
- コンクール受けする選曲の方
- 自分の良いところをアピールできる曲を選んだ方
と人それぞれ、様々な選曲でした。
私はというと、予選の選曲は結構あっさり決まったものでした。コンクールに出ると決めた頃にレッスンしてもらっていた2曲(もともとコンクールに関係なく自分が弾きたかったので習っていた)をそのまま。弾きたくて弾いていた曲がたまたまコンクールでも使えたという感じです。
しかし次の本選、しばらく期間が空いているので悩みどころです。基本的に飽き性の私ですから、予選と同じ曲をそのまま続けるというのはほとんど無理な話です。
今弾きたくて弾いている曲はコンクールには向いていないらしく、どの先生も首を縦にふりません。私が目星をつけていた曲は3曲もあったのですが、どれもコンクールには適していないようです。困ったものです。
そもそも「弾きたい曲」を気持ちよく弾くのが目的なので、コンクール向きかどうかは気にしなくてもいいような気もしますが・・・
でも先生のお気持ちとしては、せっかく出るのなら明らか評価を得にくい選曲は避け、聴き栄えのする曲で送りだしてあげたいというのもあるようでして・・・
一応、今のところ、ジャイアンリサイタル(コンクール向きではない自分の弾きたい曲を強引に弾く)はあきらめまして(笑)妥協ポイントを探っているところです。
これまでの調べ(?!)による、コンクール向きな曲とは・・・
メリハリ(山と谷)がはっきりしていたり、ドラマチックな展開をするものだったり、音数が少ないものより多いものだったり、という感じでしょうか。
一言でいうと派手な曲、に集約されますが(笑)。
静寂にこそ真の美があったりするものですが、限られた時間内で何人もの演奏が機械的に流れていくような場面では、やはり印象に残ることが大切なようです。
こうした選曲の悩みも出るからこその悩みであって、サークルや弾き合い会では経験することがありませんから貴重な経験のひとつとして楽しみたいと思います(^^;)