「よし!いける!」が好結果になる!
「練習ではうまくいくのに、試合で良い結果が得られない。」ということはよく聞く話です。
この場合、ほとんどの原因は、『心の状態』にあり、その対処法はいくつかありますが、今回はその1つをご紹介しましょう。
【相手の事を知り尽くす。】
あるチームをサポートしている時、準決勝でプロ注目の投手が2名+強力打線のチームとあたることになりました。
試合前日のミーティングで選手に対戦相手の印象を聞きました。
「相手は強く、かなり苦戦する。」
「ロースコアの展開に持ち込みたい。」
「正直、不安だ。」
と答えてくれました。確かに、相手投手陣は、142km/h前後のストレートにキレるスライダー、カットボールを操る2名と安定感がある左腕が1名の継投なので、なかなか打てなさそうでした。
しかし、この豪華投手陣をリードする捕手の配球に、ある特徴があることに気付いていたので、選手にこう聞き返しました。
「142km/hのストレートがアウトコースに来るのが分かっていたら、ミート出来る?」
「スライダーが来るのが分かっていたら、打てそう?」
「カットボールが来るのが分かっていたら、見逃せる?」
要は、ひとつひとつの球種は素晴らしいけど、投げてくる球種(コース)が分かっていればいてるでしょ?ということです。もちろん、選手は「それなら対応できる!」という返事。
そして、その捕手の配球についての話をすると、選手の顔が段々と「よし!いける!」という表情に変わっていきました。
そして試合当日、自信に満ち溢れた選手たちは初回から電光石火の攻撃で大量点を奪うことに成功!大方の予想に反し、もう少しでコールド勝ちという大差で勝利することが出来ました。
試合後、選手に感想を聞くと、
「何を投げてくるか分かっていたので、迷いなく振れました!」
「追い込まれても怖くなかったです!」
「いつもより集中して打席に立てました!」
というコメントをもらいました。
このように、選手、指導者が「よし!いける!」という心の状態になれば、成果を得られる可能性が高くなります。