読売日本交響楽団:第14回大阪定期演奏会
2016年6月30日(木)
「読売日本交響楽団:第14回大阪定期演奏会」
フェスティバルホール
流石東京のオケ(しかも!読売が母体)はイメージビジュアルが集中線使う劇画調の一味違うデザインが流石過ぎです(*´艸`*)
私の中で
「読響=カンブルランさん」
のイメージが有り、昨シーズンはカンブルランさんが来なくてテンション落ちたので実は1回も行かなかった読響の大阪定期演奏会(ーー;)
後、読響の大阪定期演奏会は会社のお偉いさんみたいなおじさんがロビーにいっぱいいて、挨拶や名刺交換という接待の場として使われてる雰囲気が一般人にはどうしても居づらいのも私が足を遠ざけさせてしまう原因なんですよね実は...
今回は2年振りにカンブルランさんが来るので久し振りに読響の大阪定期演奏会に行きました。
今シーズンから会場がシンフォニーホールからフェスティバルホールに変わりました。
...実は、分かってる筈なのに無意識に間違って去年までの会場のシンフォニーホールに行こうとしたし(ーー;)
この日メインとなる後半のマーラー5番は、マーラーとしてでは無くカンブルランさんは1つの曲として表現しようとしているように感じました。
マーラー独特の力強さと広大なスケールを感じる独特のマーラー臭?の演奏では無くて、細かい部分で揺れたり怪しさを感じる影みたいな部分みたいなものが有ったというのかしら???
今まで感じたことの無い一面も聴いた気がしました。
対向配置を使って音が立体的になったのも効果的で、ストーリー性が伝わったなぁ〜
カンブルランさんがフランスの人だからなのも有るとは思いますが、派手な曲の筈なのに人間ドラマを重視してるフランス映画を観ているような気分に(*˘︶˘*).。.:*♡
王道のマーラー好きな人と感想は賛否両論有りそうかな??多分
実は、個人的にティンパニーの岡田さん好きでミーハー人間は、意識がどうしてもそっちに行ってしまいます(ーー;)
曲の効果を倍増させる叩き方は流石だなぁ〜と思いながら聴きました。
最終楽章の決めポーズが素敵すぎた!!!(*´ェ`*)ポッ
この日は、金管チームの音が周囲と調和してて浮き上がらずに強いけども歌うような感じで演奏してたのが1番印象に残りました。
前半の小菅優さんは音がシッカリとしててオケとの調和が取れてたです。
リストなんだけど、ベートーヴェン弾きらしい音だったなぁ〜
アンコールは同じリストの超絶技巧練習曲の中の「鬼火」
個人的に超絶技巧練習曲は好きなので嬉しかったです。
誰かアンコールで大好きな「マゼッパ」演奏してくれないかしら???
読響みたいに大編成なオケは今シーズンからのフェスティバルホールみたいに大きなが会場が似合うなぁ(*´ω`*)
マーラーだからホールに向いてる曲だったし。
今シーズンは下野さんも有るので大阪公演は会員になったのだけど、特典のCDの引換券を忘れてしまった(´;ω;`)ウッ…
次回引き換え出来るよね???
◆プログラム◆
水をこぼしてしまい変なシワが有るのはスルーして下さい_| ̄|○
指揮=シルヴァン・カンブルラン
ピアノ=小菅 優
リスト:ピアノ協奏曲第2番 イ長調
マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調
◆アンコール◆
しかし、この日は大フィルがソワレシンフォニーをフェスティバルホールでやってて、ソワレは始まってから今まで2年間皆勤賞だったのでリタイアが悲しかったわぁㅠㅠ