梅雨前に元氣に育ったツルなしインゲンはたくさん収穫できたけど…
4月に種蒔きして、梅雨前に元氣に育ったツルなしインゲンはたくさん収穫できました
防虫ネットの中で育てたので、虫に葉や実を食べられる被害もありませんでした
ところが、5月、6月、7月に種蒔きしたツルなしインゲンとツルありインゲンは、長梅雨の影響で病氣にかかってしまったのか? 葉が白くなったり、茶色くなったり、枯れて落ちてしまったり…
小さい実が少しだけ収穫できたのもあるけど、ほとんどの苗には全く実がつかなかったです
インゲンは、水はけが悪い状態が続くと様々な病氣にかかりやすくなるらしく、今年の長雨と日照りに苦戦しました
2週間隔で種蒔きして5畝をリレー栽培する予定でしたが、残念ながら一番目の畝だけしか収穫できないまま終わりました
それにしても、ここまで育ちが悪いのは土壌の酸度に問題があったのかもしれない? と思い、計測してみると中性よりもアルカリ性に傾いているのがわかりました
インゲンは酸性に弱い植物ですが、PH6.0~6.5が適正な酸度です
アルカリ性に傾いているのは、これまで農地を利用されていた方が苦土石灰などを多用し過ぎていたからなのかもしれません
アルカリ性土壌では、土の中に含まれる鉄分などのミネラル分がイオン化されないため植物がミネラルを吸収できないなどの原因により、栄養状態が悪くなり元氣に育たない作物が大半のようです
アルカリ性土壌を弱酸性の土壌に改良するには、ピートモスや鹿沼土の細粒を混ぜて調整する方法があります
発育不良のツルなしインゲンにピートモスを撒いたところ、新芽が出始めて花がたくさん咲いているインゲンもあります
すぐに効果がでたようです
実がつくといいのですが…
このように葉の色が黄色に変色し枯れて落葉する病氣になったインゲンには、手遅れだったようで効果が見られませんでした
この夏に極度に不作だった農地は、ピートモスの他、ボカシ肥や生ゴミ堆肥を施し、緑肥を混ぜたり、EMを散布したりして痩せ地を土壌改良しながら秋冬野菜を栽培していきます
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いのちの恵みに感謝して
いただきました
ありがとうございます(ˆ⌣ˆ♡)
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