カルナが語るマハバーラタ
2020.08.29 08:40
シヴァジ サワント著、
「ムリッティユンジャヤ」はマハバーラタの悲劇のヒーロー
が一人称で語るマハバーラタです。
今回宇宙の導きにより絶版になっている英語版が
ポンと手に入り、これから読むのが楽しみです。
マハバーラタはそれぞれの登場人物の立場で
語られ方が見事に異なる複雑に入り組んだストーリー。
何バージョン読んでも新しい気付きや発見、
洞察が得られる訳です。
またどのエピソードをとってもそこに
カリユガの時代を生きる人々へのメッセージが
込められていることが感嘆に堪えません。
本書のように、ましてやそれが数奇な運命を背負いながらも
忠誠心、犠牲の心、寛大さでは右に出るものがいないと
いわれるカルナによるナレーションとなれば
なおさらのことです。
カルナの複雑で悲劇的な境遇は、生涯独身宣言をし
父の恋を実らせるため若くして王座を放棄した
長老ビーシュマと一二を争うものがあります。
だからそこに大きな学びやサナタナダルマの説く
人の美徳や理想が浮き彫りにされているのです。
チャトルマースはまだ2か月しっかり残っています。
マハバーラタの世界に浸り魂を浄化するには
最高の秋となりました。
日々の瞑想、感覚のコントロールの実践と並び
マハーバーラタの精神を理解することは、
ティティ、ナクシャトラをはじめジョーティッシュを
学ぶ人には必須科目です。
引き続き深めていきましょう。