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Hana ノ Namae

下痢止の薬 ゲンノショウコ

2021.12.14 12:54
(2021/8/21 田代平箒場)

(2020/8/23 青森市田代平)


現の証拠(げんのしょうこ)

フウロソウ科フウロソウ属/多年草


古くから下痢止めや胃腸病の薬草として知られ、その和名の由来は、煎じて飲むとその効果がすぐ現れる「実際に現に効く証拠」から『現(験)の証拠(げんのしょうこ)』。


ドクダミ(蕺)、センブリ(千振)と共に、日本古来から利用されてきた三大民間薬の一つに数えられていて、江戸時代に大本草学者の小野蘭山によって著された『本草綱目啓蒙』(1803年・享和3年)には「根苗ともに粉末にして一味用いて痢疾(りしつ)を療するに効あり、故にゲンノショウコと言う」の記載がある。

お盆過ぎから秋口にかけて山里を散策するとよく見かける。

見つけたのは白い花ばかりだが、西日本ではピンク色のものが多いという。


花言葉:心の強さ/憂いを忘れて