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やっぱり走ることをやめられない

2020.08.30 03:21

こんにちは、毎日とても暑いですね、M1の荻野です。


M1になった同期たちは海にドライブに行ったり新しい趣味を見つけたり、なんだか大人になってるなぁと感じます。コロナウイルスの影響で同期とすら全然会えていない日々が続いていて、正直頭が狂いそう。後期も部活ができなかったら悲しいなぁ…


話は変わりますが、僕も春田と同様8月の土曜日と17〜28の計3週間弱インターンシップに参加してきました。今日はその話を少しだけしたいと思います。


僕は学部と大学院共に情報学を学んでいます。就職先もWeb系がいいなぁと漠然と思いながらM1になったすぐくらいから夏のインターンシップを探し始めて、6月に無事決まりました。そのインターンは割と報酬も高めだったので人気もあったっぽく、受かったときは結構うれしかったです。

参加したのはここ。


その後8月になり、土曜日は1日中講義を受けていました。10時から18時までパソコンの画面を見続けて、1日やるだけでも結構疲れるんだなぁと思いました。その頃は部活とインターンと授業と研究が重なって結構しんどかったですが、楽しくやれていました。


8月第3週が終わるとついにインターンシップが本格始動します。ちょうどその月曜日に授業がすべて終わり、研究とかもひと段落させてインターン一つに集中するぞ!という意気込みで始めました。


インターンシップの後半二週間はチーム開発で、4人チームを組んでハッカソン形式でテーマに沿ったサービスを作る体験をしました。ある程度のテーマは決められているけど、基本的にアイデア出しから開発まですべてチームに委ねられ、アイデア出しでは4日もかかりました。何度も対象のユーザーが本当にほしいものがなんなのかを考え、サポーターにダメ出しされ、自分たちでもどう進めていいのかわからなくて正直つらかったです。でも割とアイデアを出すのは楽しかったし、実際開発は自分の出したアイデアを基に始めることができました。


そんなこんなでチーム開発最初の1週間が終わり、部活をしていないせいで体は元気、だけど頭は爆発しそうなくらいしんどかったのを覚えています。


1日の短すぎる休息を挟んだあと、日曜日から再び作業が始まります。出したアイデアから必要な機能を考えて、データベースを設計して、APIのエンドポイントを設計して、技術選定して、担当分担を分けて・・・ 今までチーム開発をしたことがなかった自分にとってはすべてが初めてで、頭のキャパシティを完全にオーバーしていました。


なんとか周りについていきながら、最後の4日間で実際に開発が始まりました。開発が始まってからは10時始業の22時〜23時終業が当たり前になって、朝起きて夜寝るまで永遠にパソコンの前に通話を常につなぎながら張り付いていました。そこからだんだん体調が悪くなってきます。


他のメンバーは開発に入って活きいきしているのに、自分は頭が信じられないくらい重く、今すぐに寝たい、早く終わって欲しい、もう限界だ…という感じでネガティブな感情で埋め尽くされていました。開発の技術力が他のメンバーの方が圧倒的に強いこともあって、うまく進められない自分にイラついていたのもあると思います。


インターンが佳境に入った火曜日、限界になってる頭でふと考えたことは「なんでもいいから頭を空っぽにできるくらい走りたいな」でした。長距離でもいいし短距離でもいいし、とにかく今考えていることを一旦全部空にしたい、そんな思いで23時の終業後唐突に3km走ってきました。

キロ4分半と陸上部としては多分かなり遅い方だけど、ずっと長距離やってなかった僕は最後の方は息が上がりまくって、すごいきつかったけど走ったあとはいつもの長距離特有の気持ちよさがありました。2週間ぶりに汗だくになって、頭もすっきりして気分もあがって、すべてにおいて自信が湧いてきました。帰り道、やっぱり自分には走ることが必要なんだなぁとか、社会人になっても陸上はやめらんねぇなぁとか、エモエモのエモちゃんの感情になりながら歩きました。


体もいい感じに疲れたおかげで次の日はすっきり起きることができ、次の日も24時終業だったものの無理やり走りに行き、きついながらもなんとか元気を保つことができました。最終日前夜は結局徹夜することになりましたが、僕たちのチームは無事グランプリをとることができました(チームメンバーのおかげ)。


社会人になった周りの友達を見ると、みんな昔一緒に運動していたことを覚えていないんじゃないかと思うような毎日を送っているのでとても不安でした。自分も社会人になったら運動まったくしなくなるんだろうかとか、せっかくここまでやってきたけど続けられないもんなのかなとか。


でも今回仕事終わりに走ったおかげで、自分はむしろ走らないと社会人やっていけなさそうだということがわかって、なぜだかちょっとうれしかったです。


僕は競技としての陸上を辞めたとしても、走ることは絶対にやめません。まあ社会人になるのはまだ2年近く先なんだけど。そのためにも、競技としての陸上も来年がんばってよかったと思えるように日々頑張ろうと思います。


次は陸上部で一番社会人に近い、伊藤先輩にお願いします。ウス。