1982 Aria Pro II SB-R60 / Padouk Red 〜 Japan Vintage
1982年製 アリアプロII SB-R60 です。
スルーネック構造を用いた、林信秋氏在籍時の名機として、ギターのPEと並び称されるベースの名機でありながら、この仕様でもSB-Rとしては最も低価格帯となる、国内では発売時定価6万円にて発売されたモデルです。
まだ市販されてはいませんが…荒井貿易に依頼してリイシューとして復刻されているSB-1000にも使用されている「SB純正ピックアップ」の4芯仕様を納品して頂きました。
名機は治してでも使い続けたい…と言うニーズの高まりにメーカーが応えてくれる…と言う理想的な展開。
ヴィンテージの場合、重要なのは木部です。82年に使われていた材など、現代では確保出来ませんから…
あくまでも電装パーツは消耗品です。今回の個体もいわゆるダブルコイルの内の半分が死んでいる状態でしたので、音は出ましたがシリパラの切り替えで判断出来る状態でした。
そこでヴィンテージのPEには25年前から…度々、「国産オリジナル最高のギター」として高く評価して来た当店オーナーが荒井貿易に相談。
現行モデルの2芯仕様を4芯仕様にしたサンプル品を納品して頂く事で、パーフェクトに治す事を実現致しました。
未発売サンプル品の純正ピックアップに換装することで、ヴィンテージの名機を蘇らせるべく、メーカーと販売店の意思疎通が出来て初めて実現する「 使えるヴィンテージ」としての名機、SB-R60がまもなく販売開始出来ます。
SBとSB-Rでは、弦間ピッチが異なりますので…より世界的な標準となる18mmを採用したSB-Rは他のベースから持ち替えても違和感なくプレイが可能となっています。
ニールマーレイのみならず、ルディサーゾ、ジョンテイラーなど…実力派ベーシストの手には…アリアプロIIの名機がありました。ヴィンテージアリアはPE-1500などのギターだけが価値ある楽器ではありません。
PE-1500に関する記事は下記よりご覧頂けます。
入手可能な今の内に是非…!
こちらの商品は、実際に手にして試奏して頂きたいと考えておりますので、当店指定の同業他社様の店頭、並びにデジマート展開にて皆様にお試し頂きました上で、手にして頂きたいと思います。
当個体の販売先は、下記の当店ホームページ内のお問い合わせメールアドレスよりお尋ね下さいませ。