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あまのじゃく人間の特徴とは?!(女性編)

2020.09.19 03:09

今日は「あまのじゃく人間の特徴とは?!(女性編)」をお送りします。



前回の男性編で「あまのじゃく」とは、漢字で「天邪鬼」と書くことや、“天邪鬼”とは、ついつい自分の本心とは真逆の言葉を口に出したり、行動してしまったりする人のことを言うことはお話したと思います。これは男性でも女性でも同じことです。と言うことは、それこそ素直じゃなくて可愛げがないと男性から袖にされがちなのでは?と思いきや...、実はそうでもありません!。“天邪鬼”な男性が、そのメンドウな性格故に異性からウケが悪いのに対し、“天邪鬼”な女性は、結構モテます!。これ本当です!。何故か男性は“天邪鬼”な女性を「か...可愛い~」と感じてしまうのです。


本心とは裏腹の言動をしても実際にモテてしまうなどと言うことは、不思議と言いますか、良くわからない現象だと思うのです。その様な女性に好感を持ってしまう男性が、別に変わった性格の持ち主と言う訳でもないとすれば、いったいどんな理由があると言うのでしょうか?!。今回は“女性編”ですので、前回の“男性編”と同様に、天邪鬼になってしまう女性の心理、特徴、本質、付き合い方、の4点について考えていきながら、丁寧に男性と女性の違いが何処にあるのかについて、解き明かして行きたいと思います。



<天邪鬼な女の心理>


①結構な“緊張しい”


“天邪鬼”な女性は自意識過剰なところがあって、自分が他の人からどんな風に見られているか、思われているかを、とても気にします。だから、別に舞台の上に独りで立たされている訳でもないのに、周囲に溶け込めず、大勢の中の一人だとしても、周囲から見られていると思い込んでしまい、すっかり緊張してしまうのです。そうなると“天邪鬼”な女性は本領を発揮します。何とその緊張状態から逃れたい、自分が何かしら“やらかしてしまう”前に、ワザと目立つように嫌われることをして、期待される対象から逃げ出すことで、平常心を取り戻そうと行動してしまうのです。


②自分大好きな“かまってちゃん”


“天邪鬼”な女性は自分大好きで、周囲からどんどん関心を持って貰いたいと願う存在です。注目して貰うことで寂しい気持ちを埋めようとするのです。心と言動が真逆なのに、実は「私の本音に気付いて欲しい」、「何故困っているのに助けてくれないの?」、「誰か友だちになって!」、と心の声で叫んでいるのです。とても分かり難い言動なのですが、“天邪鬼”な女性は、相手を困らせることで、自分と言う存在に“かまって欲しい”と強く願っているのです。男性が、その裏腹の言動に気付くと、もう放おってはおけなくなってしまうのです。所謂“ギャップ萌え”と似た感覚に陥ると言うことなのかも知れません。


③実は信頼している証拠


“天邪鬼”な女性は、周囲から注目されることが大好物ですから...誰かに嫌われてしまうことが耐えられないのです。ですから、幾ら“天邪鬼”と言っても初対面の知らない相手の機嫌を悪くさせる様なことはしません。と言いますか、ちゃんとしたマナーも心得てますし、好かれる様な応対をきちんと出来る女性なのです。寧ろ、交際中の彼氏や家族や友人など、気心の知れた間柄に対してワザと“天邪鬼”な態度をとって甘えていると言えるのです。更に言えば、信頼関係があると思っている相手にしか“天邪鬼”ぶりは発揮いたしません。このへんがややこしいところですが、好きな相手だからこその“甘え”ですとか、本音を知られてしまう“羞恥心”や、もし周囲に知られて失敗したら自分の首を絞めてしまいかねないリスクへの“予防”でもあるのです。そこに敏感な男性にとっては、“ツンデレ”に見えてタマラナイのだそうです...。


④疑心暗鬼


“天邪鬼”な女性は、自分の言動が本音と裏腹だからか、相手の言動も本音なのか、それとも自分と同じ様に真逆の気持ちなのか、良く分からなくなってしまうのです。ある意味自業自得とも言えるのですが、相手の本音を知ってからでなければ、決して自分の気持ちを伝えようとはしないのです。それでなくても自己肯定感が弱いですから、相手の気持ちを確かめたいがために、間逆なことを口にして反応を観察しようと守りに徹してしまうのです。一種の“防衛本能”と言えるかも知れません。そんな自信なさげなモジモジした“天邪鬼ぶり”を可愛いと感じる男性も居るのです。



<天邪鬼な女の特徴>


①つい強がってしまう


“天邪鬼”な女性は、元々芯が強い性格が仇となって、つい強がってしまうのです。良く言えば「頑張り屋さん」です。困っていても素直に誰かに相談を持ちかけて助けて貰うことが出来ません。たった独りで頑張っていても「サポートして欲しい!」の一言が言えないのです。しかし男性目線では誰よりも頑張ってる姿が可愛く見えて、「この娘を守ってあげたい」と保護欲を掻き立てられてしまうのかも知れません。


②何故か“好き避け”してしまう


“天邪鬼”な女性は、自分が好意を寄せている男性を何故か避けてしまいます。理由は「素直に“好きです”なんて恥ずかしくて言える訳ないし、そんなキャラじゃない...」と、男性に対する自分の好意そのものが、まるで“弱み”の様に感じられてしまい、相手に勘付かれてしまうことをリスクとして恐れているのです。そんな言動を理解できない男性は「もしかして嫌われているのかも?!」と消極的になってしまいます。“天邪鬼”とは実に面倒な心理を抱えているものです。しかし、素直になれない気持ちを理解できる男性は、寧ろ“健気(けなげ)”に思って、実は気を引きたいと思っている女性の心理に応えようとアプローチしようとするのです。



<天邪鬼な女の本質>


①愛情表現が苦手


“天邪鬼”な女性は、「“好き”と言えずに嫌いな素振りをする」、「“楽しい”と言えずに屈託のない笑顔を見せられない」、「“ありがとう”と言えずにモジモジとうつむいてしまう」、「“助けて”と言えずに平気よと強がってしまう」、とにかく愛情表現に関することは全くもって不器用で、苦手意識の塊と言っても良いでしょう。男性に上手にアピール出来る女性を見ると「どうして素直に分かりやすい行動ができるんだろう...」と本気で悩んでしまうのです。


②実は“天邪鬼”な自分を理解して欲しい


自分の気持と裏腹の言動に終始してしまう“天邪鬼”な女性だって、本当は「好きだと知って欲しい」、「一緒に助けて欲しい」、本当の気持ちを理解してもらえずに、実は寂しい思いをストレスに感じているのです。言わばその反動で余計に間逆な言葉や反対の行動を取ってしまうのです。敢えて多数派を嫌い、たった独りで頑張ってしまうのだと思います。


③過去のトラウマが邪魔をする


“天邪鬼”な女性だって、物心ついた頃は素直そのものだった筈です。しかし、成長する何処かのタイミングで、純粋な気持ちを踏みにじられる様な経験をして、それがトラウマとなって、「もう二度とあんな辛くて悲しい気持ちを味わいたく無い...」と心を固く閉ざしてしまっていることも珍しくありません。周囲を中々信用しようとは思わず、友人も少なく、行動範囲も決して広くありません。自分が何とか安心できる許容範囲でのみ日常を送ることが出来るのです。こんな女性にこそ信頼できる唯一の男性と巡り合って幸せになって欲しいものです。



<“天邪鬼”な女性との付き合い方>


①言葉以外の手段を多用する


“天邪鬼”な女性は、素直に言葉に出せないことを理解してあげましょう。普段の日常を過ごす生活そのものを健康で快適なものに変えていきましょう。美味しいものに感動し、楽しいことに心からの笑顔で応え、素晴らしい景色に感動し、喜怒哀楽をそのまま体全体や五感で感じることの大切さを一緒に学ぶことが、一番の“処方箋”だと思います。


②一番の理解者になって信頼関係を作る


“天邪鬼”な女性は、多かれ少なかれ自分の面倒な性格にストレスを感じているものです。その矛盾した言動に隠された素直な本音の部分を理解して褒めてくれる彼氏が見つけられれば、必ず一途に深い愛情を示そうとすると思います。信頼関係を少しづつ深めて強いものにしていくことで、二人の言動が一致するようになり、笑顔が出せる素敵な関係を作ることが出来ると思っています。


③“売り言葉に買い言葉”を避ける


“天邪鬼”な女性が自分の本音を隠して口走る言動に、そのまま反論することを止めましょう。どうせ言葉通りに思っている訳ではないのですから...そこは敢えて聞き流して落ち着いて本音を汲み取ってあげることが肝要です。実は気を引きたいが故の真逆の行動を悟って欲しいくらいに思ってのことなのですから...。“売り言葉に買い言葉”を避けることを付き合い方の基本にすると良いと思います。



<天邪鬼な女と男の違い>


天邪鬼になってしまう女性の心理、特徴、本質、付き合い方について考えてみましたが、如何でしたでしょうか?!。“天邪鬼”な男性も“天邪鬼”女性も、基本的には変わらない部分が多かったと思いますが、異性にとってより可愛く感じて貰えるのは女性のほうだと思います。人間関係は一言では説明がつかない不思議な展開を見せることが多いものです。本音を隠した間逆な言動に終始してしまう面倒な性格を、言葉通りに受け取らずに本音を汲み取ってあげられる相手を見つけられる確率だって、そんなに低くは無さそうな気もしてきました。少なくとも結婚相談所へ入会してくれた中に“天邪鬼”な男女を見つけたら、“本音勝負”で「実は本音ではこう思っている筈です」とお相手仲人さんと情報共有しながら、丁寧に信頼関係を作ってあげたいと気持ちを新たにして居ります。



今日も良い一日であります様に。