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九月上旬に菅義偉vs岸田文雄vs石破茂の『総裁選』告示、新・総理に求められるもの

2020.09.01 06:05

【政治報道】 令和二年九月十四日に自民党(総裁:安倍晋三)は、両院議院総会にて『総裁選』を行う。通常の自民党員等が投票する総裁選とは異なり、国会議員のみでの簡易投票となる。任期は安倍総裁(甲午)を引継ぐ為、一年。


左派の報道機関は菅義偉(戊子)官房長官、岸田文雄(丁酉)政調会長と石破茂(丁酉)元・幹事長の三人を軸と報じる。政局に関しては、左派の報道機関が第三者的で確からしい。


最初に立候補を表明したのは、無派閥の官房長官。今までに横浜市議や総務正副大臣、地方分権改革 担当大臣、郵政民営化 担当大臣、同党・幹事長 代行等を務めてきた。秋田出身で、「法政大」法学部を卒業している法学士。段ボール工場の作業員から東北の胆力で成り上がった。横浜時代では同党の先輩現職に対してガチンコ勝負をし、鬼のドブ板戦術で勝った。

平成二十四年「第二安倍内閣」より官房長官。


 次いでの表明は第四派閥「宏池会」の領袖・政調会長。 沖縄及び北方対策 担当大臣や規制改革 担当大臣、国民生活 担当大臣、再チャレンジ 担当大臣、科学技術政策 担当大臣、外務大臣、防衛大臣、同党・国対委員長、同党・たばこ議員連盟 副会長等を務めてきた。東京出身で、「早大」法学部を卒業している法学士。官房長官に同じく第二安倍内閣より「次の総理」と期待させ、波風を立てない様にこれまでの総裁選にも立候補せず、多くの忍耐をしてきた。

同じく第四派閥「志帥会(二階派)」は、官房長官を推す模様。


 最後は十七日「政治資金パーティ」の前に簡易総裁選となってしまった元・幹事長。第六派閥「水月会」の領袖。防衛庁長官や防衛大臣、農林水産大臣、国家戦略特別区域 担当大臣、地方創生 担当大臣、同党・政調会長、同党・幹事長、同党・たばこ議員連盟 副会長等を務めた。鳥取出身で、「慶大」法学部を卒業している法学士。小泉内閣、福田内閣、麻生内閣と安倍内閣の四内閣(通算八内閣)で閣僚を経験している実力派。

鋭過ぎる頭脳で孤高の実力派となってしまっている。


小泉進次郎が二階俊博を暗に批判

 今回の総裁選は、実質的な総理選。同党は第一党なので十四日の総裁選を以て、十七日に憲法の手続きである国会(臨時会)にて新・内閣が発足する見込み。その後、十月以降の『総選挙』で国民に新・内閣の信を問うものと予測されている。コロナ対策内閣となるだろう。


実際には第一派閥「清和研(細田派)」と第二派閥「志公会(麻生派)」が大勢を決める見込み。国民が関与できるのは、総選挙から。現状では同党・国会議員達の思惑を見守るしかない。


八月三十一日「BISNESSインサイダ」の取材で小泉進次郎(辛酉)環境大臣は、「自分たちが勝たせたい人が勝ちやすいのはどういう方法か、勝たせたくない人にプラスにならないやり方は何かという」違う論理で同党・執行部が動いていると、暗に二階俊博(己卯)幹事長を批判した。


同日「スポーツ報知」の取材で東国原英夫(丁酉)元・宮崎県知事は、「来年九月に予定される総裁選まで“菅首相”。その後は、ほかの人が首相になるのではないか」と、経済を上向かせた安倍内閣と経済を加速度的に成長させる内閣を繋ぐワンポイント リリーフ的な内閣になると予測した。


 左派が主軸とした三人は、内閣首班・総理大臣になる最低基準「法学士」ではある。法律を学んでないのに、令和時代に総理はないだろう。各社の政治部記者も同じである。第二次以降の安倍内閣は経済の中でも金融経済(実体経済とは異なる)を学び、推してきた。そして日経平均や新・富裕層等で結果を出した。


もしリリーフ的な内閣であるならば、次の大いなる成長の為に実体経済をこれ以上、沈める訳にはいかない。対・財務省で三年度も新規・国債発行(貨幣発行)を行えるか、否か。既報『新事実「国債は日本国の資本金」、その額一千兆円』の通り、日本国が国民の実感ある好景気の為に、出資によって準備できるか。


複式簿記を知っているならば、財務省や経済学者の言い分は“政府・日銀間”の貸借関係でしかないと気が付く。“国民・政府間”ならば、政府の出資(国債発行)は国民の預金が増える貸借関係となる。


次の総理に求められるのは、安倍総理が折角、創り上げた『【特報】日本史上で過去最高となる年・九十兆円の新規国債発行へ、安倍内閣が遂に限界突破』の正義を壊さない事だろう。


そして選挙時が唯一、多数の国民(プロの記者以外)とコミュニケーションを取れる機会。故に、三人の選挙時の動画を掲載した。


記事:金剛正臣

画像:来年9月までは“菅首相”岸田氏や石破氏はその後…東国原英夫氏の目/スポーツ報知