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「新聞紙遊び」児童発達支援みのり

2020.08.31 01:26

新聞紙をちぎって、丸めて、時にはマントにして。 

遊びの可能性がどんどん広がるのが新聞紙です。 

先日の新聞紙遊びでのこと。 

新聞紙を舞い上がらせて、うちわで落ちないように扇ぐ遊びをしました。 

スタッフが新聞紙を団扇で扇いでいると 新聞紙が、風にのってふわふわと動く様子を楽しそうに見ていた子どもたち。 

「僕もやってみたい!」「私も!」とみんなでパタパタ扇ぎます。 

新聞紙をしっかり目で追う。 

そのために自分の体を支えコントロールする。 

まわりにぶつからないように。 

空間を意識して。 

うちわで扇ぐときも、風の向き、強さ色々なことを一度に考えながら行います。 

だんだんに手首の使い方も柔らかくなってきました。 

何より素晴らしいのは、友だちやスタッフと声を掛け合って 「あっ!かぜおねがーい!」 「うんいいよ」 「ありがとう!」 「おー!うまくあがったー!やったぁー!」と仲間と喜びを共有出来ること。 

もっと素晴らしいのは、新聞が落ちてしまっても 「またやればいいよ!」 「そういうときもある!」 「またやろうよー!」 と切り替えて遊びだせること。 

遊びの中には、沢山の宝物がいっぱいです。 

新聞遊び 2 最近仲間入りしたAくん。 

初めての場所、初めて会う友だちやスタッフに緊張気味です。 

この場所でどうやって遊ぼうかな? 

全身を使い考えているようです。 

新聞紙を団扇で、扇いでる? 

面白そう。 

はじめは、両手で舞いあげるだけでしたが、団扇が使いたくなり、スタッフに「僕にも貸して」と言えました! 

それをきっかけに、お友だちの中に入って、キャッキャと笑いながら遊び出せたのです。 

お友だちにも「うわー!おちるー!助けてー!」と声をかけることも。 

その時、Aくんが団扇をブルドーザーのように使って新聞を集め出しました、その様子を見た他の子が真似を始めてあっという間に新聞紙の山ができました。 

子どもたちの中で、ちょうどその場にいたにスタッフを新聞紙で隠そうということになりました。 

ちなみに、みのりで1番サイズが大きいスタッフです。 「うわー!できるかなー?」とMちゃん。 「やってみなきゃわかんないよー」とKくん。 

「じゃあやろうよー」と動き出したのはAくんでした。 

しかし、スタッフはなかなか隠れません。 

子どもたちは、必死です。 

自然と役割分担がされ、手伝ってと声を掛け合う姿も。 

「もー!〇〇さんうごかないでー!ちょっと動いたらくずれるんだからー。」 

子どもたちの本気が伝わりました。

スタッフは、じっと新聞サウナに耐えながらいい汗を流していました。 

 「足のところがでちゃう」 と悩んでいたときに、Aくんが 「多いとこから移したらいいんじゃない?」とナイスアイデア!! 

 さてどこから取るのか… 取りすぎてもいけないし… 試行錯誤の上ようやくスタッフを隠すことができました。

嬉しそうに飛び跳ねる3人。 

突然「うおーーー!」と恐竜のようにスタッフが起き上がります。 

子どもたちは、びっくり‼︎ そしてすぐに新聞紙の中にスタッフが隠れていたことを思い出すと、ゲラゲラ大笑い。 

ジャバジャバと新聞紙を舞い上がらせて余韻を楽しみました。楽しかったね!