発酵スイーツの試作会。キッチンプロジェクト第二回が開催されました!
日曜日に、「発酵キッチン」プロジェクトの第二回が開催されました。
このプロジェクトは、飲食店の常設スイーツメニューを中高生が考案することがゴールです。 狐の嫁入り屋敷内の久太郎さんで、実際に11月にメニューとして販売させて頂く予定で、今回は実際に発酵食材を使って阿賀町の中高生たちが実際にスイーツの試作調理を行いました。
始めの自己紹介ではお互い緊張したりうまくしゃべれなかったりした生徒たちが、材料の買い出し、試作のための調理、そして試食会、と手を動かす中で、生き生きとしていく様子がとても印象的でした。
午前中は、第一回で学んだ発酵について振り返り、どんな食材を使ってスイーツに挑戦するか、アイデア出しの時間。
各自イメージが固まったところで、自分たちで買い出しにでかけ、材料を調達してきました。
そうして中高生たちが実際に選んだ材料がこちら。
ヨーグルト、味噌、塩麹、甘酒など発酵食がずらり。
調理時間も約1時間と短い中で、アイデアをカタチにしようと各自が奮闘していました。
調理に慣れていなくて焦がしてしまったり、予想していた仕上がりにならずに悩んだり。その場その場で手を動かしながら、対応していきます。
色々ためしてみて、みんなで食べてみた結果、好評だったのがこちらの3品。
一品目はヨーグルトカップ蒸しケーキ。
ヨーグルトの配合を変えてみたり、塩麹を混ぜたり、と様々なパターンを作ってみて、中でも一番人気だったのが、味噌。ふんわり香る味噌が懐かしい味でした。
二品目はワッフル味噌アイス。
付け合せのしょっぱい味噌と甘いワッフルが意外にも良いハーモニーになっていました。
三品目はネコ巻き。
ブルーベリーと甘酒で作ったクリームを、春巻きの皮で巻いてあげたもの。
頑張って作っただけあって、試食会では「かわいい」と大好評。甘酸っぱいクリームもさっぱりとしていて美味しかったです。
ここから二ヶ月かけて、メニューをブラッシュアップしていきます。
10月にはいよいよ、久太郎の店員さんなど大人たちの前で完成品をプレゼンして、販売メニューを決定する予定。
どんなアイデアが出て、どんな風に変化していくのか、楽しみに見守っていきたいと思います。