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佐久陸、大和シルフィード戦

2020.08.31 22:22

前のブログと今回の試合の間にアウェーで試合があり、

8月23日17時から行われた十文字VENTUS戦は5-0で快勝。

得点者は中村×2、瀧澤、大久保、三谷。特に、一気に4得点した30分台は、こんなに一気呵成になるの2016年以来じゃないかというくらい押し込んでいました。

また、8月28日は、今年は行われない可能性もあった代表関連で、U17サッカー日本女子代表候補合宿に、AC長野パルセイロレディース/パルセイロシュヴェスター所属の川船暁海選手が選出されました。

シュヴェスター所属選手が選出されるのは初。今は下部組織登録されているレディースを主戦場に、ここまで全ての試合に途中出場。得点は決められなかったものの、得意のドリブルが目を引いたようです。

翌日には、各種新聞やテレビでも特集が。来年2月から3月にインドで開催される「FIFA U-17女子ワールドカップインド2021」に向けての候補合宿なので、この合宿=U代表として日の丸を着けて試合に出るということではないようです。が、大目標に向けての一歩なのは間違いなく、選出如何は別にしても世代のトップクラスと過ごす貴重な時間。更なる成長の糧になってほしいものです。

8月30日に始まる合宿という事で、同日に開催されるシュヴェスターのU18県予選決勝(こちらは順延?)、レディースの大和シルフィード戦は川船選手の欠場が確定。空いたFW枠に誰が入るのか?アウェー2連勝で戻ってきたチームがどんなサッカーを見せてくれるのか。期待していました。


2020年8月30日、 佐久総合運動公園陸上競技場を会場に、

2020なでしこリーグ2部第7節

AC長野パルセイロレディースvs大和シルフィード

の試合が、16時キックオフで開催されました。

先行入場前の14時には、晴れ間を埋める雲が多くなってきた時間帯。Uスタ開催時と同じく検温、手指の消毒、荷物検査など義務付け。この日は直射日光があるのに湿度が高かったこともあるのか、検温で高めの数値が出て再検温に回される人が続出。私もUスタや病院(町の病院でも総合病院でも、玄関でおでこを出して検温)では36℃台しか出たことが無いのに、この日は37℃台(37.5℃を超えた人は再検温)でした。

スタンドに入ると、ちょうどパルセイロレディースの選手も会場入り。佐久陸は東西の競技場脇に車を付けて、そこから選手が出入りする形。佐久陸開催の時は、試合終了後にこの競技場脇で待って、選手と束の間のファンサ時間があったのですが、今年は新型コロナウイルス感染症対策で無理だろうと思い、行きませんでした。

同期入団&長野出身組の瀧澤選手&中村選手。


試合にはそれほど影響を感じませんでしたが、時折強めの風が。雲も多くなってきました。

先頭でお散歩に出てきたのは、ベテラン&海外移籍経験者の泊選手と新井選手。2枚目は新井選手が自分のゲーフラを発見したところ。

他の選手も続々お散歩に登場。住永選手のマスクはやっぱりずり落ち(笑)

注目していたFW枠には中貝選手が初リザーブ入り。また、今まで先発することが多かった三谷選手がリザーブ外。瀧澤選手と泊選手が同時先発、リザーブ枠には、最近下部組織登録でチームに加わった神津選手が入りました。

この日は人権啓発イベントも行われていて、パルセイロスタッフの大橋さん、泊選手のポスター掲示が。

外のテントは、グッズ販売(奥)と、飲食店が1店舗。

事前に会場のキャパが567人に制限され、前売りが完売したとリリースされていたのに当日の入場は356人だったことを何人かの方が揶揄しているのを聞きましたが、シーズンチケット保持者や招待券引換、当日の地元・企業招待枠を想定しての一般販売80+15?だったので致し方ないと思います。読みは甘いとは私も思います。

佐久陸も散水。個人的なことですが、暑い時期に佐久陸に来たのは、トップがJFLで試合をした時(2013?その時はまだ隣の野球場は建設中か建設前)以来。その日は秋だったのに気温が高かったのを覚えていますが、以降は秋冬の皇后杯2回戦開催の時しか行かれなかったので、久々の景色。

いつもと同じく、先にGK練習開始。


続いて、フィールドプレーヤーも揃って、メイン、ゴール裏(自由席の一部)、芝生席(自由席)に挨拶。円陣を組んで練習開始。瀧澤選手のおじぎが急角度。

パス練習、シュート練習など。

大和シルフィードの濱本まりん選手。昨年まではAC長野パルセイロレディースでプレー。この日は中盤の真ん中で後半ロスタイムまでプレー。選手アナウンス時には拍手が起きていました。

エリンギ台座も、佐久陸まで出張。


選手入場。やっぱり深めおじぎの瀧澤選手。

V字に設定されていた記念撮影。住永選手と泊選手でどちらが先頭に立つかわちゃわちゃした末に瀧澤選手が立つというダ〇ョウ倶楽部的なショートコント。

大和シルフィードは普通に横2列。手前はエリンギの分解中。

審判団も試合前の肘タッチ。

余談ですが、試合中にシルフィードの選手同士がぶつかって倒れ試合を止めたにも関わらず、なぜかパルセイロレディースの反則扱いで試合が再開したり、後述の五嶋選手と藤田選手の激突で試合が中断した後、それを飲水タイム扱いにしたことに珍しくパルセイロレディースの佐野監督が声を荒げて怒ってたり(写真で確認しましたが、パルセイロレディースの選手に関しては多くの選手が倒れた2人を心配していて、水は飲んでいませんでした)、首を傾げたくなるシーンがいくつかありました。毎年思うのですが、こういうのはちゃんとマッチコミッショナーが報告して、研修や改善策とか協議されたりしてるんでしょうか?

円陣、肘タッチ。

試合の動画はこちらをご覧ください。第2ホームの佐久陸開催にも関わらずMycujooのエンブレムは大和側になっているということは、動画は大和側が撮影、今シーズンのパルセイロレデイースは自前の無料放送は放棄しているという心配も出てきました。

試合は、前半11分に大和シルフィードDF西山選手がハーフラインを少し過ぎた辺りから蹴ったFKが、ワンバウンドしてそのままゴール。

西山選手にとっては久々のゴール。翌日の信濃毎日新聞朝刊には「GKの凡ミス」と書かれていましたが、まあそうだなと思います。私の頃はああいう局面で、ワンバウンド以降は全てGKの責任と言われてました。他でいくつファインセーブを見せようとも、勝ち点を落としたプレーのみが記録に残る。GKというのは損なポジションです。だからこそ、任務完遂した時にはノイアーやカーンのように称賛される存在となり、欧州ではGKの人気も価値も日本のそれより上なんですが。

ハーフタイムには、人権啓発イベントの一環。

後半(動画の試合時間表示で、65分30秒くらい)、大和シルフィードのGKのロングフィードに対し、藤田選手と五嶋選手が激突、試合が中断。

試合後に指摘していた方がいた通り、ピッチ内で選手同士が話し合って修正する場面がほとんど見られず、この場面もどちらかが声を掛けていれば・・・。

小泉選手、池田選手、中貝選手を投入するも状況はさほど変わらず。中村→池田でFWに岡本選手を上げましたが、この日はサイドで深く抉る場面が少なく、中途半端な位置からFWが間に合っていないタイミングのクロス一辺倒。しかも左ワイドの位置に構えた泊選手がほとんど機能していなかったのだから、もっと早く左サイドに本職のサイドプレーヤー投入、後半ロスタイムではなくもっと早いタイミングでFW中貝選手投入など、打つ手があったと思います。しかも交代枠2残し。勝ってるチームならまだしも、前半11分で先制され、うまく回っていないチームのテコ入れがこれでは・・・。更に、結局フル出場したとはいえ、ダメージが大きそうだった五嶋選手も交代させた方が良かったように思います。こちらは戦術云々ではなく、単純に危ないから。

そのまま0-1で試合終了。

あれだけの連動性と積極性を中継の試合で見せてくれたチームが、たった1週間でここまで回らなくなるものか。昨年から続くホームの呪縛か、三谷選手会長不在か、川船大先生不在が影響してるのか?大和が巧く守ったとはいえ、前半シュートゼロはちょっと・・・。2トップ気味に構えた中村選手、瀧澤選手、そしてFW的な動きも期待された泊選手もシュートゼロ。

ここからは、9/6バニーズ、9/12エルフェン(栃木開催)とアウェー2連戦。次回ホームゲームは9/20シーガルズ戦。