"黄金の国・ジパング" 純金はどこへ消えたのか
Facebook・スタンフォード 西鋭夫のPride and History 投稿記事
かつて、"黄金の国・ジパング"と言われた日本その大量の純金がどこへ消えたのか、あなたは
ご存知ですか?
【日本の目を覚まさせた黒船】
幕末の江戸湾に、いきなり現れた4隻の大きな軍艦。
地響きのように唸る数十発の轟音が、江戸の町に混乱をもたらした…戦いに"刀"を使う日本に対し、アメリカは"大砲"。
この日、世界との力の差に気づかされ、「このままでは、日本が危ない」そんな危機感が国中を駆け巡った。
【進む明治の改革】
その後、江戸幕府は倒れ、時代は明治に変わった。
しかし、200年以上も鎖国を続けた日本には憲法もなければ軍隊もない。
⭐️"世間知らず"となった日本を、グローバルスタンダードにする⭐️そんなミッションに頭を抱えた明治政府は世界の1/4を牛耳っていたイギリスをお手本に選び、近代化を進めることにした。
そしてイギリスは、20代の若造たちが切り盛りする明治政府に惜しげもなくアドバイスをくれたのだった。
【紙幣から、硬貨へ……】
グローバル・スタンダードを目指し、当時の日本が変えたものの1つに"お金"がある。
当時、日本全国で使われていたのは藩札と呼ばれる"紙幣"だった。
しかし、これを見たイギリスは「それは時代遅れだ」と、日本へこんなアドバイスをしてくれた。
「そんな紙切れなど使っていてはいけません。金や銀を使った新しい貨幣を作るのです。
それこそが世界のスタンダードです」
【イギリスの協力で進む準備】
💰紙幣から硬貨にせよ💰
イギリスからそう言われても、明治政府に硬貨を作る技術などなかった。
そのことをイギリス側に伝えると、こんな返事が返ってきた。
「ちょうど我が国の銀行の支店が横浜にあります。そこからアドバイザーを送りましょう。
お金を作るための特別な機械も売ってあげます。きっと使い方がわからないでしょうから、技術者も一緒に送ります」アドバイザー・機械・技術者…ありとあらゆる協力を申し出てくれたのだ。
そして、硬貨を作るため…イギリス式のレンガ造りの「造幣局」が大阪に建てられた。
【国中から集められた純金】
「さて、あとは材料だけです。できるだけ多くの純金を集めてください」
イギリスの指示通り、明治政府が純金を用意するとようやく硬貨作りが始まった。これで欧米列強に1つ近づいた、はずだった。しかし……このとき作られた金貨が日本国内に出回ることはなかった。
というのも、ここで作られた「20円金貨」が使われたのはイギリスなど欧米列強への貿易の支払いだけ。どんどん海外に持ち出されていたのである。
【"黄金の国・ジパング"の終焉】
このとき、明治政府が用意した純金は推定12万トン。現在、世界で流通している金の全体の
約6割にあたる膨大な量だった。
🔴"黄金の国・ジパング"と呼ばれるにふさわしい
これほどの純金は、"お金"に姿を変え……欧米諸国へと消えて行ったのだった🔴
全てはイギリスの"有益な"アドバイスのおかげで……
ダイレクト出版政経部門編集部 村田承子
P.S.
イギリスのアドバイスに踊らされ、大量の純金を奪い取られた明治日本ですが……
イギリスが関与していたのはもちろん、これだけではありません。
明治維新とイギリス、
本当はどんな関係にあったのか?
詳しくは、こちらの講演録でご覧ください。
http://www.prideandhistory.jp/lp/nikoumj/lp2/fb3.html?fbclid=IwAR0x8HSfiyHBcRkUGf2ZTRXEZyEQCCOYV1HGP49yVtL27CqfkvhcPLIMsXA
【講演録詳細】 より
LECTURE DETAIL
19世紀 ー 大英帝国の勢いは止まることなく、地球の陸地4分の1をも支配していました。さらに大英帝国海軍は「7つの海を制した」と言われ、7つの海を染めてしまえば、地図は真っ赤になってしまいます。
その支配は日本のすぐ隣、中国に迫ります。中国は2度のアヘン戦争を通して、冷酷なやり方でお金も領土も何もかも奪われてしまいます。貪欲に世界を飲み込み続ける英国。ここまで来たら、次のターゲットは日本のはず。
当時の日本と言えば、明治維新前夜。明治維新といえば、この10年20年、政治家もNHKもわれわれ日本人全員が明治維新のヒーローに憧れています。英国が日本を目の前にして突然侵略の手を止めたのは、この憧れの通り、坂本龍馬をはじめとする維新の志士達が優れていたからでしょうか?
しかしよく考えてみてください。龍馬はあの当時、20代の若造です。龍馬のまわりの志士たちも、たかが22~3歳程度です。文字通り世界を「支配」していた英国に挑んでみたところで、何もできないのがオチのはずです。(例えば今、20代の若造の集まりが「打倒アメリカ」と言ったら笑いものになるだけですよね?)
ではなぜ、日本を植民地にしなかったのか? その答えのために、明治維新に潜む、謎の一部を挙げてみました。
例えば・・・
維新のヒーロー坂本龍馬に誰がカネを出したのか?海援隊という5~60人の働いてない男たち を養うカネはどこからでてきたのか?大量の武器(今の価値で50億円とも言われます)を買うカネはどこからでてきたのか?軍艦を買う金は?全国各地に出張しまくるカネは? 一体、誰が何の目的でそのカネをだしたのか?
日本中の刺客から狙われていた坂本龍馬、一体だれが殺したのか?なぜ犯人が分からなかったのか?
「攘夷!攘夷!」と叫び、外国人の追い出し活動に走り回った伊藤博文などの長州藩の志士。それがなぜ、明治維新前に突然、手のひらを返して敵国であるイギリスに留学したのか?
中国にアヘンをばらまき中毒者だらけにすることで、巨大な中国を骨抜きにし、侵略したイギリス。なぜ、同じ手を次の標的の日本に使わなかったのか?
現在も世界最大手のイギリス系金融グループの銀行が、明治維新前に既に横浜に支店を開設していたのはなぜか?
100万人の幕府軍は簡単に圧勝できたのに、なぜ突然、戦闘を放棄したのか?
新政府軍が旧幕府軍と戦った戊辰戦争。降参したらそこまで追い詰めなかったサムライ文化のはずが、会津・函館と最後まで徹底的に皆殺しにしたのはなぜか?
ここまで見ても、誰かが裏でジワジワと手を回していたことに気づくでしょう。表向きの侵略はなくとも、裏では何かが確実に進んでおり、そしてその後の日本がたどった相次ぐ戦争の歴史を考えたとき・・・植民地化を回避できたワケが自然と見えてくるはずです。
この講演録は、われわれが知っている美しい、憧れの明治維新とは全く違った、現実の姿を教えてくれます。聞き終わった後には、きっとあなたの「明治維新のイメージ」は全く変わっているでしょう。それだけでなく、その後の歴史も全く違った視点から見ることができるようになるでしょう。西鋭夫教授曰く、われわれが知っている明治維新はその時の御用学者が書いた歴史で、真実とは違うようです。ぜひ、この講演録からあなた自身で何が真実なのかを判断してください。
カスタマーレビュー ※お客様個人の感想です。
忍山様 「歴史は金の流れを追いかけろ」との言葉は新鮮な驚きでした。事実その通りであると納得しました。そして坂本龍馬は武器商人、それ故に薩摩でもあんなに大事にもてなされたのかと納得がいきました。北朝鮮が武器輸出を大事な柱としているのも当然です。西先生の話が教科書に一部でも載っていれば、明治以降の近代史も面白く学べると思います。私は昭和20年の生まれなので歴史の勉強と言えば明治維新で終わってしまっています。日本が何故あの無謀な太平洋戦争に突入したのか、その理由を勉強すれば子供たちにとって素晴らしい生きた勉強になるはずと思います。
山田様 もう何十回聴いただろう。とにかく引き込まれる。
現代日本人が常識と思っていた、学校やメディアから習った明治維新から今までの近代史が、上っ面だけの知識だった事にショックを受ける。ずっとコントロールされて近代を作って来た日本。日本が再生して、世界に出て行く手伝いを、微力ながらしていきたいと思わせてくれる。乱暴な話し方をされるときもありますが、それも含めて魅力あるすばらしい先生です。
岡田様 ずっと昔からイギリスやアメリカにより、財産を搾取され裏で操られ、何でも言うことを聞かせれてきた日本。今後も沖縄の基地問題やTPPに関しても、日本は良い様に操られてしまうのだろうか。なぜ日本の教育では真実を教えてくれないのか?なぜ、麻薬で大きくなった会社の片棒を担いでいた男を、英雄に仕立て上げる必要があったのか?今まで見てきたことや聞いたことを一度クリアにして、真実は何かを見極め、日本人としてやるべきことは何か考えていかねばならない、と痛切に感じた。
長谷川様 実に明快な新説を拝聴させて頂いた。明治維新で動き回った維新の志士たちの活動費をどこから調達していたかについての疑問が、講演を拝聴してすっきりした。それぞれの国がすべて、国益を第一に考えてあの手この手を打っているのに、この日本だけが戦後まったくの、野放し状態が71年も続いている。大東亜戦争に出兵した亡き父が話していた戦後の在り方についての話は、改めて正しい認識に立っていたと思った。大正時代に生まれ、昭和初期の不況を経験し、大東亜戦争を生き抜いて来た人たちの話は事実だったと、西先生の講演から強く感じた。子供たちに伝えて行かなければならない、日本史だと受け止めました。