JBCF西日本ロードクラシック
さて、暑い暑いレースになったJBCF西日本ロードクラシック。
1日目のレースはスタートが午後3時半ということもあって、当日に会場入りしました。前日に名古屋で行われたバンクリーグに行ったメンバーもいて、名古屋から深夜に大阪へ帰り、次の日の早朝に広島へ移動してレースを走るという、チームにとってなかなかハードなスケジュール。僕はというと、地元が広島ということもあっていったん先に帰らせてもらい、現地合流する形を取りました。
初日は60kmなので短時間で終わってしまうレースでした。スタートからチームメイトが逃げ、いい形でレースを進めました。中盤に、僕が上りでペースをあげて集団を小さくしてそこからさらに攻撃しようと思った矢先、3人の逃げが先行。そこにチームメイトが追走をかけ、悪くない展開かと思いましたが、その彼がまさかのドロップ、後ろで走っている我々のところに帰ってきてしまいました。
そのときには圧倒的な差がついていたので、もうどうすることもできませんでした。
チームで集団を引ける体力が残っていたのが僕だけだったので、とりあえず集団牽引に加わりますが、みなあまり調子がよくないらしく、チームメイトから「小森、もういいよ(小森にひいてもらってもそこから勝負できない)」と。そこからゴールまでは淡々と走って、21位でゴール。少し残念な結果に終わりました。
2日目は、元々150km近く走る予定でしたが、かなり暑かったこともあり熱中症対策で120kmに短縮されました。事前に、「雨は降らないかもしれないが、雷がなることがあるので、その時はレースが中断されます」とのアナウンスもありました。
前日の失敗も踏まえ、今日はチームとしても攻めた走りをするぞと誓いスタートしました。スタート前に、「身体よりも問題は頭、ファイティングスピリットを持っているかどうかだ」と語っていたホセが1周目からガンガン攻めて逃げていきます。おぉさすがホセ。どのチームも満遍なく力のある選手を逃げに乗せていたのであっさり決まりました。他のチームは明らかに意思決定が遅く、差は一気に3分以上に、一時は4分まで開きました。
もう先頭の逃げ切りは確実。
先頭争いはホセに任せ、残った僕らは万が一のために後半の動きに備えます。そして、レースも終盤に差し掛かったときに、まさかの雨が。雨の降り始め、路面が濡れ始めた瞬間が一番路面が滑るのですが、案の定落車が発生。チームメイトも転び、僕自身はギリギリ転ばなかったのものの完全に停車しました。
数年前に新しく舗装し直されたこの広島中央森林公園のコースですが、相変わらず雨が大量に降るとパンクが多発するし、普段あまり使われない路面の左右は色が変わりびっくりするくらい滑ります。
雨が降ったのは本当に一瞬で、次の周にはほぼ路面は乾いていて、本当にあの瞬間だけ降っていたようです。。。
完全に停車してしまったので集団はかなり先の方へ行ってしましました。ペースが上がり始めたところだったので、苦しみましたがなんとか他の選手と協力して集団復帰。
↑集団復帰を目指して頑張るの図。Photo:Shizu Furusaka
そのあとは無理やりペースアップしてみたりしたもののあまり力は残っておらずギリギリゴールまでたどり着いた感じです。ホセが最後惜しいところまでいって2位でゴールし、後ろの集団の先頭もチームメイトがとり、なんとかチームとしても形になったレースでした。
次は4週間空いて、再び広島の中央森林公園でレースです。
暑さの中ギリギリまでトレーニングしていたので、少し休んでしっかり調整して臨みたいと思います。
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