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カベノムコウニ

2016.07.04 23:14

『壁の向こう側に』



 少年は心を閉ざしました。




 ある日少年は、大切にしていた人を亡くしました。とっても、とっても大切な人です。


 自分の命をなげうってでも助けたいと思える、とっても大切な人でした。


 その日以来、少年は心を閉ざしてしまいました。深い深い悲しみの奥底に入って出られなくなってしまったのです。


 そんな少年の目の前には真っ暗闇しかありません。とっても高くて分厚い大きな壁のようなものが少年の目の前をふさぎこみます。


 少年は、自分が生きているのか、それとも死んでしまったのかも分からない位、どん底にいます。


 爪が剥がれるくらい強く顔をむしりたい気持ちにもなります。


 そんな少年の姿を見ていた周りの人達は、もうどうすることもできないと、みんなが諦めました。


 しかし、そんな少年の目の前にその人は現れました。少年がとっても大切にしていた人が目の前にいたのです。


 幻覚なのか、まぼろしなのかは分かりません。


 大切な人は少年に言いました。


 「目の前の壁の向こう側に何があるかは誰も分かりません。あなたの悲しい気持ちも誰にも分かりません。


 でもその壁の向こう側に、あなたが希望を望めば希望が、絶望を望めば絶望が、つまりあなた次第で全ては変わります。


 勇気を持って前に進んで。そうすれば道は開けるから。」


 次の日、少年の目には「希望」という名の光に満ち溢れていました。


 今日はこの辺で。


 大切な人の死が、少年に絶望を、大切な人の言葉が少年に希望を与えたのですね。


 人は誰しも希望へと向かおうとする想いがあるのかもしれないです。


 aiair -あいえあ-は、あなたの目に、希望を光を映し出すことができます。