子どもの好奇心を受け止める、技と道具
先月入荷したGIOTTOのフェイスペイントシリーズ。
店頭で多くのお客様が、手に取ってくださっています。
中には「顔に描けるのは楽しいけど、子どもが他のペンでも顔に書きはじめたら困るわ~」という声も。
そのお気持ち、わからなくも、ないです。
でも、一方で、こうもお伝えしたいのです。
「ほとんどの子が、いつかは、高い確率で、お顔にお絵かき、やっちゃいます。」
子どもがちょっと目を離したスキにマジックで顔にお絵かきしちゃったとか、お化粧品で遊ばれてショックとか、子育て中にはよく聞くお話しです。
ママがお化粧する姿を見ているお子さんも多いことでしょうし、テレビやお芝居などでドーランでメイクされたお顔を観る機会も少なくありません。
子どもなりに、興味が湧いちゃうんですよね。
好奇心は、止められないんですよね。
かと言って、マジックや化粧品を使ってのお顔にお絵かきは、現実的には受け止めてあげられない事情や状況も、ありますよね。
だからこそ「書いちゃダメ、触っちゃダメ」よりも、「お顔にお絵かきする時は、コッチの鉛筆を使うのよ」と教えてあげられる「道具」を用意することで、子どもの好奇心を受け止めてあげる方法もあるのです。
この「いったん好奇心を受け止める」って、とっても大切なんです。
小さな子どもとの暮らしの中ではどうしても「ダメ!」を言わなきゃいけないことも多いものです。
残念ながら「ダメ!」の回数が増えるほど、子どもも大人も面白くはありませんし、だんだんと禁止の言葉の効果は薄れていくものです。
“禁止”することよりも、“正しいやり方”を伝える方が、心と脳を満たしてあげることができますし、子どもも(親も)ずっとハッピーになれるものです。
そのために、使える道具を利用するのもひとつの賢い方法です。