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くるり新曲のマスタリング現場に潜入! 「マスタリングって何?」という疑問はこれですべて解決 | 02

2016.07.29 10:00

小鐵徹さんインタビュー前編に続く後編は、主に「いい音って何?」という素朴な疑問にフォーカスすることにしたい。あるいは、「デジタルよりアナログの方がいい音っていうのは本当?」、「その理由は?」といった疑問。そうした疑問を「日本のマスタリングの父」が軽やかに解消してくれる手つきに酔いしれて欲しい。



小鐵徹さんによる、くるり新曲「琥珀色の街、上海蟹の朝」のマスタリングの現場に潜入取材した動画はこちら。

ー小鐵さんは音楽をお仕事になされていると同時に、音楽ファンでもいらっしゃると思います。個人として、CDとヴァイナル・レコード、どちらがお好みですか?

小鐵 そういう質問もよく受けるんですが、もうメディアが違いますから。要するに、CDはCD、アナログはアナログだと。よくお客さんに、「CDはハイがこんなに鳴るのに、アナログは何で?」とか言われるわけですよ。そういう時に最初に言うのは、CDとアナログはもうレベルが違います、別物だと思ってください、と。

ー差があるわけではない、そもそも違うんだ、ということですね。

小鐵 あるいは、「日頃アナログの仕事をしていると、素材は何が良いでしょうか?」とかの質問も受けるんですけど、今は大体2パターンありましてね。CDのマスタリング素材でやって欲しいという方と、CDとアナログは別物だと考えているので、アナログはアナログとしてマスタリングしてくださいという、その2つに分かれます。どっちが良くてどっちが悪いということではないんです。基本的には、あなたの好きな方を聴いてくださいと単純に言ってるんです。

ーそこには絶対的な基準はない、ということですね。

小鐵 ただ、質問で多いのは、「アナログはどうしてこんなに良いんでしょうね?」とか言われるわけ。それで僕がいつもお答えしているのは、デジタルとアナログの器の大きさ。デジタルの方がでかいんですよ。アナログの器って小さいんです。デジタルの信号をそのまま、このカッティングに入力したら、とてもじゃないけど聴けた音じゃないんです。そこで我々が何をしているかというと、デジタルの大きな器の音を、アナログの小さい器にちょうどうまく入るようにしてあげるわけです。

ーなるほど。それはわかりやすい。

小鐵 アナログには大きく分けて2つのリミッターがあります。1つはトータルのリミッターで、キックやベースのようなダイナミックをある程度抑えるというリミッターですね。もう1つは一種のハイリミッターです。これの目的っていうのは、ヴォーカルの子音とか、破裂音があるでしょう?

ー甲高い摩擦音ですよね。

小鐵 あれが変に乗っちゃうと、レコードになった時にザリッていうノイズになっちゃうんです。それをある程度軽減したり、抑えるためのものなんですけどね。この2つのリミッターを上手くさじ加減して中に入るように、我々カッティング・エンジニアっていうのは調整してるんですね。ですから、レコードになった場合っていうのは、この器にうまく入った音なんです。何故、それが人間に心地良いかというのは、人間の耳の生理に合うんではないかと思ってるんですけどね。ですから、お好きな方で聴いてもらえばいいんじゃないですかね。

ーお話をこうして伺っていると、ひとつ発見があります。この世の中にはあまり良くない音、良い音、すごく良い音という絶対的な基準というものが明確にあって、小鐵さんのようなお仕事はすごく良い音というのを見せて下さるお仕事なんだと思っている方もいるに違いない。でも、小鐵さんの場合は、音楽はファッションだから、良い音と悪い音というのは時代によっても違うし、作家の志向性によっても違うし、聴く人の嗜好性によっても違ってくるんだ、という認識をお持ちになられている。

小鐵 そうですね。マスタリングは趣味嗜好じゃないですから。毎日来るお客さんが思われている「この楽曲はこういう感じで聴かせたいんだ」というものを一生懸命探り出して、それに合うようにお化粧しているわけですから。それが僕も好きなものと合えば、お互い良かったねとなりますし、たまには反対もありますよ。でも、マスタリング・エンジニアというのは、反対だから悪いとか、良くないとか言っちゃダメなんです。あくまでも第一人者はアーティストですから。その後ろには一般のユーザーもいらっしゃるんだけれども。ですから、そのアーティストがどういう風にしたいかというものを作るのが、こちらの仕事かなと思っているんですね。

ーちなみに昨日、今日と一緒に作業されている、くるりという作家というのは、小鐵さんとしてはどういうタイプですか?

小鐵 くるりさんの場合は、どっちかというと、昔からアナログ・サウンド的なテイストを好まれるんですね。僕はよく「今のはくるりバージョンです」とか言うんですよ。長年やっていると気心も知れてきて、お互いの趣味嗜好もだいたいわかってきますんでね。お化粧のパターンがある程度決まってくるんです。その中で、これはくるりバージョンで、これはヒップホップ系ですとか、そういうお話が出来るようなアーティストですね。

ーなるほど。

小鐵 それで、岸田さんはこの曲だったらこういう感じがお好きだろうなとか、そういった案が浮かんでくるんで、それを提供してあげて、それがアーティストと合致した時が決定という形になります。ただ、これもよく例えで言うんですけど、同時通訳ってあるじゃないですか。マスタリングも同時通訳のように、すぐにお化粧を変えて出してあげないといけない。人間の集中力なんて、そもそもそんなに続くものじゃないですから。さっきの音と比較しなきゃいけないですから、こちらが時間かけて音を出したって、前の音を忘れますよ(笑)。だから、極力早く出すように心がけてますね。

ー本日、お邪魔したビクターのマスタリング・スタジオの外には、「原音探究」と書かれた石碑があります。あの石碑は当時の社長さん、百瀬さんがお作りになったそうですが、当時、もう小鐵さんは会社にいらっしゃったんですか?

小鐵 その石碑ができたのが昭和42年なんですね。その年に僕はビクターに入社しました。それからしばらくして、昔はレコード事業部と言っていたレコードのカッティングの方に配属になりました。そちらに配属されたのが1973年なので、今年で43年目に入っているんです。

ーそして、当初はマスタリングのお仕事ではなく、ヴァイナル・レコードのカッティングをおやりになられてた?

小鐵 そうです。私が若い時に、『ラジオ技術』ですとか、『ステレオサウンド』ですとか、色んな雑誌でヴァイナル・レコードのカッティング用機械の写真を見ていて、「何て美しいんだろう!」と。

ーおっしゃる通り、ホレボレするほど美しい機械です。

小鐵 若い頃には本当に憧れたものです。インダストリアル・アートーーまさにそれだなと思いましたね。それで1973年に配属されて、初めてこの機械を実際に見たわけです。当時は機械に触らせてもらえなかったですよ。じゃあ、何をしたかというと、先輩が作業しているのを、後ろで椅子に座って見てました。当時の素材っていうのは、1/4インチ幅のアナログのテープだったんですね。それで次にカッティングするものの書類にテープ番号が書いてあるので、地下の倉庫に保管されているものを取りに行って、それを持ってくる。そういう期間が約1年くらいは続きました。

ーヴァイナル・レコードのカッティングと言うお仕事についても聞かせてください。音の信号をレコードに刻んでいく具体的な行程ですね。

小鐵 ここにあるのがラッカー盤と言って、中がアルミで、ラックがコーティングしてあるんですね。この材料をカッティング用機械のターンテーブルの上に乗せます。33回転のユニットと45回転のユニットで切り替えるんですね。33回転であれば、このスイッチを押せば33回転で回ります。ですから、理屈上は5分の曲は5分間かかるということですね。

ーなるほど。

小鐵 お化粧して取り込んだアナログ用の信号が、機材のコントロール部分に入ります。そこでレベル設定とか、もうちょっとマイルドにしてほしいとか、そういう場合はここにもお化粧道具がありますから。ここに入っているお化粧道具はCDと同じものが入ってますから、すごくやりやすいんですね。そこから出た信号が、機材を通ってカッティングの心臓部であるカッターヘッドと呼ばれる場所に来まして、その先についている針が振動によって切られていくという。

ーなるほど。

小鐵 レコードの溝の部分に見える、大きくうねっている、昆布のようなところはキックやベースの太い音が入っているんです。その中でキューティクルのようにザラザラしているところがあると思うんですが、それはシンバルなどの高い音が入っているところです。

ーつまり、レコードの溝を見れば音の詰まりだとか、どの辺りの音程の音が入っているのかが分かるんですね。

小鐵 大体の感じは分かりますね。ここにある顕微鏡というのは、カッティングで溝がきれいに切削できているのか、チェックするためにあるものです。溝が荒れているとかになると、そこでノイズになってしまいますから。一か所でもクロスしていると、針飛びが起こりますから、そういう検査なんです。LPなんかだと、外周から内周まで、びっちりと切られているでしょう? それを回しながら、全部舐めるように見るんです。この検査の作業は30分から1時間かかるんですよ。

ーうわぁ、それは大変ですね。

小鐵 もう見た後は吐き気がしますよ(笑)。でも、これが一番大事な最終工程なんです。例えば、面倒くさいなぁと思っても、終わりの方で一か所でも接触していると、そこで針が飛ぶでしょ? そういうものが市場に出た場合というのはえらいことで。全国のお店から回収して、ジャケットからNGのレコードを抜き取って、新しい対策をしたものを入れなきゃいけない。

ー背筋が凍りつきますね(笑)。

小鐵 若い頃は、僕もよく出してましてねぇ。「ミスの小鐵」と言われましたよ(笑)。こういうカッティングの仕事っていうのは個人プレイでしょう。だから、問題が起これば、誰がやったかすぐに分かるんですよ。そしたら、その都度、上長の席に呼ばれて、説教食らって。それで「ジャケットから1枚1枚抜き取る作業をしている工場に行ってこい!」って言われるわけです。行ったら、全国から返品されたレコードが山のようにあるんです。そこではもう針の筵で、周りからつつかれるんですよ。そういうのも何回も経験あります。

ー非常につらい経験ですね。

小鐵 その当時はまだ若かったから、上長をぼろぼろに恨みましたよ。だけど、今になると分かるんですが、あれは一種の良い教育になります。よくある会社の社内研修とかでは教われないものを教われますね。針の筵で周りからつつかれると、自分なりに二度とこんなものを出さないようにと思うわけじゃないですか。自分で経験して一生懸命考えたやり方というのは地でいけますよね。ですから、長続きするし、効果があるんです。そういう意味では、良い教育だったな、と。今でこそ言えますけどね。

ー役割と責任を与えられることで、自分自身のスタイルを自分自身で考えて、自分自身で身につけていくことが出来る、ということですね。

小鐵 そうです。苦しんで苦しんで、考えるわけじゃないですか。それがやっぱり良いんでしょうね。そういう意味では、この検査っていうのは本当に大事な検査なんです。アナログのカッティングっていうのは、画面上の音源ーー昔だったら、テープの音源を、こういったレコードの形、円盤に変換する作業と言ってもいいかもしれませんね。

ーご丁寧にありがとうございます。

小鐵 それで、本番で切ったラッカー盤をマスターって言います。それを今では日本に1社しかない東洋化成という会社に送って、メッキで原盤を作って、プレスを大量にするという。ですから、一番最初のレコードの形をした素を作るのがアナログ・カッティングの仕事と言ってもいいかもしれません。

ー勿論のこと、国内にマスタリング・エンジニアの方はたくさんいらっしゃると思うんですが、ただヴァイナル・レコードのカッティング・エンジニアとなると、もう限られた方しかいらっしゃらないんじゃないですか?

小鐵 私が知っている限りでは、ビクターに1人。あと、東洋化成さんに2名いらっしゃいます。日本コロムビアさんにも確か2名という風にお聞きしてます。いろいろ耳に入って来るところでは、マイナーでやられてる方も何人かいらっしゃるみたいですね。

ーレコードがCDに以降する以前というのは、カッティング・エンジニアの方はもっとたくさんいらしたんですよね。

小鐵 はい、たくさんいましたね。今たまたま、ちょっとしたレコード・ブームじゃないですか。それで、カッティング・エンジニアとしても後継者が必要ではあるんですが、以前カッティングを経験した人っていうのは、なかなかやりたがらないんです。というのも、一回CDのマスタリングを経験すると、早いし、楽なんですよ。アナログの仕事っていうのはキツい地道な作業の連続で、おまけにリスクが高いですよ。先ほどお話したように、最後の検査だって結構キツいでしょう? それで嫌がるわけです。やっぱり人間どうしても楽な方に行きますからね。CDもいろいろ大変なことありますけど、でも針飛びすることはないですよね。だから、昔経験していた人はなかなかやってくれないです。

ー若い方で、カッティング・エンジニアをやってみたいっていう話もそんなにいらっしゃらないんですか?

小鐵 若い人はそういうキツさを知らないでしょう? ですから、やりたいっていう方は結構いらっしゃいます。私も会社側からは次の人を育てて欲しいということで、近々いらっしゃるという話にはなってます。

ーでは、マスタリング・エンジニアとヴァイナル・レコードのカッティングの仕事を何十年も続けられて、レコードからCD、アナログからデジタルへと変遷していく中で、「原音探究」という石碑の言葉はどんな形で小鐵さんの中に存在しているのか。改めてお聞かせいただけますか?

小鐵 これはビクターの精神だと思っているんです。マスタリングの精神的な根幹があの言葉なんですね。「原音探究」という言葉の発端になったのが、1970年よりもさらに前だと思うんですけども。ステージにオーケストラを招いて、それと録音した音を聴衆の前で切り替えする聴取実験をされたんだそうです。今のはオーケストラの音、今のはこれを録音した音です、と。

ーなるほど。

小鐵 それをいかにニアリー・イコールにするか、それが原音探究なんですね。いろんな機材がありますけど、元の音を通すと中にはもっとかっこよくなる機材もありますよ。でも、それじゃいかんのです。原音探究だから、機材を通して何か変わるというのは、基本的にダメですよ、と。勿論、まったくイコールというのは難しいですけど、よりニアリー・イコールにしようというのが基本です。

ー時代が変わっても、その精神の根幹は変わらない、と。

小鐵 そうです。CDを作る時に一番の要になるのは、DAコンバーターなりADコンバーターなんですけども。我々ビクターもCDを最初に出すという時に、世界中で出ている製品の中から、どのコンバーターにしようかと決めなければならなかったので視聴会をしたんです。いろんな海外の製品と、当時ビクターのK2という独自の技術がありまして、そのコンバーターもありましたんで、一応混ぜて比較視聴をみんなでやったんです。

ーどういう意見が多かったんでしょう?

小鐵 やっぱり「海外のモノは音がかっこいいよなぁ」という人もいました。でも、比較視聴をしているうちに、やっぱり一番元の音、原音に一番ブレないでニアリー・イコールだったのが、たまたまこのK2だったんです。我々はいろんなメーカーさん、会社の仕事をやってますから、偏るわけにはいかないですよね。「ビクターだから使う」ということではダメなんです。公平じゃないと。そういうことで、たまたまその時良かったから、このK2を使ってるんですね。

ーただ最近だと、「そもそも原音がないデジタルの音源」が増えてるから、その辺りも発想の転換が必要だったりするんでしょうか?

小鐵 昔はアナログの時代で、今はデジタルの時代になってーーこれは大きな河の流れですから、どうすることも出来ないんですよね。自分はアナログが好きだといって、1人抗うこともできないですし。それでどうするかというと、これは山下達郎さんなんかもおっしゃってるんですけど、「そういう大きな流れであれば、じゃあ、積極的に取り入れようじゃないか」と。あとはそれを自分なりにどう使いこなすか、という考え方なんですね。デジタルの時代はまだ短いですから。僕はこれからもっと良くなると思います。デジタルの次に今度は何が来るか、わかりませんけど、やっぱり新しいものがきた場合に、いきなり良いものっていうのはないわけで、だんだん良くなってくるわけですから。流れだからしょうがないことだと思いますね。これはもう文化の流れですね。

ーそれでは最後に、マスタリング・エンジニアという仕事に興味を持っている方に、マスタリングに取り組むには何が一番大切かということについて、改めて教えていただいてよろしいですか?

小鐵 これもまた例えなんですけども、画家というのは「たくさんの絵を見なさい」と言われるらしいなんです。だから、僕はたくさん聴いた方が良いと思っているんです。僕が若い頃は、外盤(輸入盤)の方が国内盤よりもカッコよかったんですね。だから、外盤ばっかり買ってました。

ーまだ私の世代もそうでした。

小鐵 会社にでかい視聴室があるんですよ。昼休みに、そこで外盤をかけるのがもう至福のひとときなんですよ(笑)。昼ごはんを誰よりも早くかきこんで、その視聴室を確保しないといけないんです。先に入られたらもう使えないですから。で、そうやって音に浸るでしょう? そうすると、「あの時のキック、ベースの鳴り方かっこよかったねぇ」とか、「あのギター良かったねぇ」とか、そういったものが自然と頭の中に入って引き出しになっていくんです。だから、いろんな音楽作品をたくさん聴いた方がいいということでしょうね。ファッションのテイストが頭に入っていると、素材が来た時に、これを適応したらもっとかっこよくなるなとか、そういう案が下りてくるようになるんです。そのもとになるのがたくさんの引き出しなんです。若い頃に昼休み視聴室で外盤をたくさん聴いていたのは、とても良い勉強になりました。

ー何よりも幅広い音楽体験が大切だということですね。

小鐵 レコードの最盛期、カッティング・エンジニアは会社に9人いたんです。それで、その日の仕事のための素材として、いろんなアーティストのものがあるわけですね。それでアナログのカッティングっていうのは時間が長くなるほど大変で、短いと楽なんです。そうすると、面白くて、短いポップスのものがどんどんなくなっちゃうわけ。皆が持っていっちゃうから(笑)。

ー(笑)楽な仕事は早い者勝ちなわけですね。

小鐵 僕は皆と比べると、すばしっこくない、とろい方だったから、取りに行くと、タイムは長いし、三味線とか、浪花節とかの純邦楽みたいなものだとか、クラシックだとかが残っているわけです。でも、仕事しないわけにはいかないから、それをやるわけです。長いし、つまらないし、つらい思いをしましたけどね。でも、今思うと、それも引き出しになってるんですよ。1つには技量として、タイムが長いものをどういう風にして入れようか考える。それから、「尺八の音はこういう風にした方がいい」とか、そういう音感的なものも入ってくるわけです。そのおかげで、今どんな素材が来ても即対応できるんです。良い勉強になったんだなぁと今は思ってますね。

ー何よりも、いろんな違うものを聴くことが大切だということですね。

小鐵 それが一番良いかなと思います。マスタリング・エンジニアになるんであれば、自分なりに引き出しを増やしておけば、すごく役に立つと思いますね。

ーユーザーが音楽を楽しむ場合もまったく同じだという気がします。

小鐵 平凡な回答でありますけど、音楽は音を楽しむという字じゃないですか。要は、楽しめれば良いと思っているんです。楽しんでいくうちに、これ、気持ちいいなぁとか、これ。かっこいいなぁと思ったら、そういう新しいテイストというのは自然に入っていると思うんですね。