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清貧農民・杉山あきら 国会への道③ 県庁で記者会見! (その2)しゃべりはコントロール不能!

2020.09.03 08:14

やがて時間となりプレゼンテーションルームにわが方6名が入る。
全く事前には誰が出るか知らされていなかったはずなので、誰だこいつは、という感じ。「あー」と発声練習をしてみるが寝不足で声がかすれている。不安・・・。
20名ほどの取材陣が一斉に僕の方を見る。僕が中央の席に着くと机上には7本のマイクと20個ほどのICレコーダー。
ここでビビってはいかん、と記者たちをジロっとにらみかえす。
 県委員長の紹介に続いてとうとう僕の話す番だ。
「えー、お暑い中、皆さんお疲れさまです。東成瀬の山の中から、軽トラをとばしてこの街中に出てまいりました・・」声はちゃんと出た!ざわっとどよめいた感じがした。ちょっと落ち着いた。
あとはもう思いつくままにベラベラとしゃべった。
 途中で、ちょっとエラそうに現政権を批判しすぎてるな、やばい、と感じ始めた。この時の僕のしゃべりは後から思い出すと「ちょっと」どころでなくマズくて、言いすぎてるところと、言葉が足らずに誤解されそうなところが満載で、「ああ言えばよかった!」と何日も悔やむことになるほど雑なものだった。何回となく「失言!」と思う場面があったが、もうどうにも止まらない。
誰も求めていない青臭い自分流の人生論までしゃべりまくってしまった。まあ、すべてはこれからの勉強の糧と思うしかない。