【京都府】三条通(京都市中京区)
2020.09.03 08:37
かつては平安京の東西の主軸だった三条大路とほぼ位置を同じにしている三条通。
三条大橋は豊臣秀吉によって石柱を使った橋脚として整備され、江戸時代に東海道の西の起点となった。
そのため、諸国問屋や飛脚問屋、両替商、旅籠などが集積した京都のメインストリートとして発展する。
近代に入ってもその位置付けは変らず、郵便局や電信局、銀行や保険会社などあらゆる業種のオフィスが集積し、京都の経済の中心を担った。
その名残りとして明治から戦前にかけての近代建築が数多く並び、そうした建物の中にお洒落な店が入るなど、若者を集める繁華街として賑わいも見せる。