ココカラ。「ここから、」
2010年02月05日~21日まで、上野毛のバー「@quos」にて行われた、play unit「ココカラ。」の旗揚げ公演「ここから、」。そのあらすじのような、人物解説のような、、一部うろ覚え・想像・感想も入り混じった、メモ書きですm(_ _)m
※私は最終日にしか観ていないので、他の日と比べて違う点もあるかもしれませんが、ご了承ください。
■開演前
スクリーンには、アメリカの映画「スタンド・バイ・ミー」が流れていました。
その時は映画本編を観た事がなく、内容も知らなかったので、お芝居との関連性がよく分からなかったんですが…今考えると、頷けます。
(映画は、このお芝居を観た3ヶ月後に観ました。)
■登場人物
登場人物は、全部で7人。
鵜飼真帆さん演じる、【松田ひろ子】
中村靖子さん演じる、【細見麗子】
吉村京太さん演じる、【大木優作】
中村公平さん演じる、【織田かつみ】
堀田勝さん演じる、【松田健】
杉浦功兼さん演じる、【細見大輔】
松崎映子さん演じる、【倉本明照(メイ)】
メイ以外の6人は、幼馴染。
年齢的には多分、、優作とかつみちゃんが一番上のお兄さん組。
その2~3歳下くらいに、ひろ子と麗子の中間組。
そのまたさらに2~3歳下くらいに、健と大輔の弟組。(健は大輔の1コ上)
メイは…弟組と同世代くらいかな?? それか、全然年下か。
■人物メモ
【松田ひろ子】
バー「@quos」のマスター。両親が遺してくれた店を継いだ。
健の姉。
麗子とは、幼馴染の中でも、一番の親友。
ハッキリとは言わないけど、かつみちゃんの事が好き…?
だからこそ余計に、かつみちゃんが黙って居なくなった事に対して、怒りや寂しさ等の複雑な感情を抱いている。
ラストは、これからかつみちゃんとの恋の進展もありそうな予感…☆ って感じ。
【細見麗子】
両親の八百屋を継いだ。
大輔の姉。
ひろ子とは、幼馴染の中でも、一番の親友。
優作の事は、『何でもやってくれる優しい人』くらいにしか思っておらず、、
恋愛対象としては、『無い無い!(笑)』…。
【大木優作】
「@quos」の近くにある、洋食屋のオーナーシェフ。
代々医者の家系で、医学部に通っていたが、『料理人になる』という自らの夢を叶えた。
その事が原因で、医者を目指している大輔には避けられている。(後々和解)
麗子の事が好き。が、、それとなく伝えても、麗子は気付いてくれず…。(←どんまいっ^^;)
【織田かつみ】
ミュージシャン。(シンガーソングライター?)
2年前、母親に『旅に出る』とだけ伝え、ギターも携帯も置いて、音信不通に。
プロになったものの、自分のやりたい音楽が出来ない事に悩み苦しみ、、
幼馴染にはそんな素振りを一切見せないまま、一人家を出た。
健が亡くなった事も知らずに、戻ってきて、初めて知らされた。
健の遺したビデオレターに合わせて、ギターを弾く。(←この場面、汗だく‥)
かつみちゃんもハッキリとは言わないけど、ひろ子の事が好き…?
※ひろ子からの『おかえり』が、一番嬉しそうだった♪
【松田健】
ひろ子の弟。
大輔以外の4人にとっては、愛すべき“やんちゃな弟”。
1歳年下で、いつも呼び捨てにされる大輔への口癖は、『1歳は1歳だかんなー!』。
1年前、音信不通のかつみちゃんを探しに行こうと、家を出て、、
子供をかばって交通事故に遭い、亡くなった。
その際、心臓移植のドナーになっており、その心臓を移植されたのが、倉本明照(メイ)だった。
事故に遭う前、みんなへ向けたビデオレターを残している。
その映像の最後には、かつみちゃんが置いていったギターで、「Stand by Me」を演奏。
※日本語の歌詞(オリジナル)が、健らしくて泣ける…。
【細見大輔】
医者を目指している大学生。
麗子の弟。
何でも信じやすい為、みんなの冗談にいつも騙される。(初対面のメイにも‥!)
健とは1歳違いで、対等だと思っており、呼び捨てで呼んでいる。(優作の事は“優兄”)
幼い頃は優作を慕っていたが、、てっきり医者になると思っていた優作が、料理人になると聞いた時から、優作の事を避け始めた。
優作が優しく接しても、仲直りのきっかけを与えられても、うだうだグズグズ。(←ムカッ。爆)
でも、言いたかった事を思いっきりぶつけて、優作の気持ちも理解し、やっと仲直り。
健が遺したビデオレターの中でも、『1歳は1歳だかんなー!』と言われている。
【倉本明照(メイ)】
「@quos」にやってきたお客さん。
1年前、健の心臓を移植されており、その頃から“変な夢”を見るようになった。
その“夢”には、「@quos」周辺の景色や、かつみちゃんと同じコーヒーの飲み方(コーヒーにブランデーを少し入れる)や、健が遺したビデオレターの隠し場所etc.が出てきたらしい。
ラストは、健が乗り移ったように、健の言葉を代弁し、みんなの中にあったわだかまりを解いた。
これからは、メイはメイとして、仲間の一人になっていく予感…♪
■大輔について。
私は当初、大輔の事を“浪人中”と書いてしまったんですが、、
『大学生じゃなかったっけ?』とのご指摘が。
確かにそうでしたっ(苦笑)
そして、『二浪して、今は奨学金もらって大学行ってて、入るのが難しいゼミに入ってるとか…』。
そのゼミに優兄も誘われたけど、科が違うから入らなかった。というエピソードもあったような…。
とことんうろ覚えですみません(苦笑)
ご指摘ありがとうございましたっm(_ _)m
■感想
「普段実際に営業しているバーを舞台に、お芝居を観る」というのが初めてだったので、とても新鮮でした。
位置的に、度々使われるスクリーンが見えにくい席も少なくないんですが、、それでも充分楽しめるお芝居だったと思います。観れて良かったです。ありがとうございました♪m(_ _*)m