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食生活の充実は豊かな人生の基本です!(後編)

2020.09.24 04:30

今日は「食生活の充実は豊かな人生の基本です!(後編)」をお送りします。



食べることは人が生きていく上で最も大切なことです。勿論、人に限らず、この地球上に生きている全ての動物は、食べることによって自らの生命を継続しているのです。しかも人間は、その中でも甘味、塩味、酸味、苦味、旨味の5つの味覚“五味”を持っています。人間が味を感知するセンサーの役割を果たすのは“味蕾”と呼ばれる味覚受容器官とされています。


“味蕾”が感じる“五味”には、それぞれ人が生きていく上で必要な合理的な理由があるとされています。例えば、甘味はエネルギー源としての糖分を感知し、塩味はミネラル分ですから体液バランスを最適化すると言う理由があります。酸味は食物が腐敗しているか否かの指針になりますし、苦味は毒物の危険性を知らせる役割を持っています。5つ目の旨味はいわゆるアミノ酸ですから身体を組成するタンパク質を感知してくれると言う訳です。


ちなみに辛味は痛みを感じる痛覚の刺激によるものですし、渋味にしても味覚ではなく触覚として扱われます。それ以外にも、嗅覚、触覚、温度感覚なども広範囲に関与して初めて“味わう”ことが出来るのです。良く“風味”と言う言葉を使いますが、この“風味”こそが、“味わう”ために必要な総合的な感覚を表したものなのです。


と言うことは、一口に“味わう”と言っても、人それぞれにかなり個人差が激しいものとされています。また“味蕾”の数も年齢とともに減少して行きますので、だんだん味覚が鈍くなっていくことも知られています。乳児はおよそ1万個あるそうですが、成人では約7千5百個になり、高齢者になれば3千個ほどに減ってしまうのです。


良く年齢とともに食べ物への好みが変わってくると感じる人は多いと思いますが、実は味覚が鈍くなることが多少なりとも関係しているのかも知れません。美味しいと感じるものをお腹いっぱいいただいて、ほんとうの意味で“美味しかった!”と満足感を感じられるのは、実は限られた時間だけなのかも知れないと理解が進んでくると、日常の食事がとても貴重な体験の繰り返しであり、人としてせっかく“五味”を持って生まれて来ているのですから、もっとその能力を生かして最大限に活用しなければ、大いに勿体ない感じがするのは、私だけではないと思います。


何か「美味しいと感じるものをお腹いっぱいいただく」と言うことを限りなく正当化したいがために、長々とウンチクを語ってしまった感がありますが...皆さんは「その欲求を素直に満たしていたら、肥満になって成人病を患ってしまうかも?!」と感じている方も多いのではないでしょうか...。でも、今日の話で声を大にして言いたいのは、「四季折々の新鮮な旬の食材をバランス良く食べれば決して肥満を心配する必要はない!」と言うことです。


勿論、暴飲暴食は肥満と隣合わせなのは間違いありませんが、三食をある程度決まった時間に食べる様に習慣化すれば、一食一食はそれほど量を欲しなくなりますし、食事と食事の間で空腹を感じることも少なくなりますし、そこに食材のバランスと言う要素を満たすことで、身体がそれ以上食べ物を取り込もうとしなくなるのです。私はかつて不規則で疎かにしていた食生活を大いに反省し、自分で作ることを決心しました。


趣味と実益を兼ねて「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」、「NHKきょうの料理」、「土井善晴のおかずのクッキング」などの料理番組を見たり、「レタスクラブ」、「DELISH KITCHEN」、「クックパッド」のレシピサイトは勿論、お気に入りの「料理研究家リュウジのバズレシピ」のYouTube動画も欠かさずチェックしています。料理は美味しくて健康になってダイエットにもなりますし、何と言っても楽しいですよ!。と言うことで、次回は「料理上手な女性との“胃袋婚”について考える」をお送りしたいと思います。



今日も良い一日であります様に。