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テマヒマ

委託

2020.09.03 21:53

おはようございます。


暮らし、味わう。


民藝と発酵をモノサシに

食を通して暮らしの豊かさを提案する

古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ

プロデューサー、バイヤーの太田 準です。


テマヒマで販売している器、暮らしの道具は

基本お取引条件は完全買取でやっています。

何度かお客様に聞かれてそうお答えすると、

かなり驚かれます。特に最近は棚に圧倒的な

ボリュームの商品が並んでいるからでしょう

か?前職でも、在庫は悪として、在取引条件

を在庫が残りがちな完全買取から、在庫リス

クのない返品条件付買取や消化仕入れに切り

替えるべきだとされていました。

ある方が著者の中で委託(販売)だと頑張って

売ろうという気にならないという趣旨の発言

をしてらっしゃいました。その方は何故買取

条件なのかを語る中で述べてらっしゃるので

おそらく同じだとは思いますが、僕自身の場

合、委託の緊張感というのはあるなぁと思っ

ています。テマヒマ開店以来二度だけ、たま

たま昨年10月前後に集中しますが、委託販売

の企画がありました。残った場合にお返しす

る訳ですから何とかご迷惑おかけしないよう

にと思って寧ろ頑張って売らなきゃと思った

ものです。


何でこのようなことを言い出したかと申しま

すと。。。

タイトル画像の雑誌民藝についてはその委託

条件で販売させて頂いてまして年に一度販売

実績を報告しています。朔日その報告をした

のですが各月各号2冊ずつお送り頂いていて、

消化率が約3割ほどしかありませんでした。

客注頂き追加で送ってもらったものもあった

というのに。本棚とレジと二箇所に設置して

いますが確かに強力プッシュしていたとは

言えません。その名も強力というタイトルで

これまでしっかり販売してきた書籍について

まとめています。

これらの本は買取条件だったからと言うより

も、その書籍を読みその内容をきちんと語っ

て販売していた、という違いがあります。雑

誌民藝についてはそこには至っておらず、ち

ゃんと読まなきゃなぁ、読む時間を作らなき

ゃなぁと反省している次第です。ちなみに、

その1年を経て返本する前に各月各号1冊ずつ

買取っています。というわけで、テマヒマに

は開店以来、今ちょうど2年分の雑誌民藝のバ

ックナンバーが揃っています。


タイトル画像の雑誌民藝は先月号・今月号の

2冊。アイヌの手仕事特集です。先日、三内

丸山遺跡に行ってきたばかりですが、アイヌ

の文化は縄文との関連性、継承も言われ、過

去には国が朝鮮や沖縄同様同化政策を進めて

いたのに対し柳宗悦は強く反対していたこと

もありました。衣装編・木工編と続きました

が僕もお客様がいらっしゃらない時など、時

間を見て読みたいと思います。本棚に並んで

いる本、雑誌は販売しているものですが、ラ

ンチやカフェのお待ちの時間などに店内で読

んで頂いても大丈夫です。

昨日はランチタイム終了とともにお客様もい

らっしゃらなくなってしまった店内でした。

そんな時こそ雑誌民藝を読めばよいのですね

。。。お越し頂きました皆様ありがとうござ

いました!前日のカレー、昨日のおばんざい

と2日連続でお越し頂いたお客様もいらっしゃ

ってとても嬉しかったです。またお越し下さ

いませ。今日も11時オープンで皆様のお越し

をお待ちしております。ランチのご予約状況

ですが、11時半にお1組のみと席数を減らして

るとは言えお席にかなり余裕がございます。

それでは、好いモノ、好いコト、好いトキを

テマヒマで。今日も好い一日を!