「してください」は実は命令語?正しい使い方とは
仕事やプライベートで
誰かにお願いするとき
「〜してください」
と使うことありますよね?
・資料を送ってください
・このプランの説明をしてください
・◯時に来てください
でも実は「してください」って
命令のコトバなんです。
「してください」って
お願い、依頼の敬語として
使っていますよね。
丁寧な表現であることは
間違いないのですが、
なぜ私たちは命令のコトバを
敬語として使うのでしょうか?
実は「~ください」は
「くれ」の尊敬語なんです。
「~(して)くれ」というよりも
「~ください」と言ったほうが
尊敬の意を表すだろうということで、
多くの人が使っていると思います。
「電話してください」
「添付してください」は
ビジネスシーンでも
頻繁に使う機会のある言葉ですよね。
「~ください」は
依頼や要望を表す言葉なので、
同僚や親しい先輩などに対しては
これで十分かもしれません。
ですが、社外の人や
目上の方に対してこのように言うと、
命令口調のように受け取られる可能性も
あります。
そんな時、「してください」の代わりに
この2つを使うことをオススメいたします。
「していただけますか?」
「〜をお願いいたします」
の2つです。
(例文)
「資料をおくっていただけませんか?」
「このプランの
ご説明をお願いいたします。」
言われた方も
心地よい気分になると思います。
メールでは、「ご覧いただけますか?」
と書くよりも「ご覧ください。」と書いた方が簡潔で読みやすいですが、
改まった場や目上の方やお客様に対して使えるように、他のさらに丁寧な言い方も覚えておくと良いと思います。
(記事参考:語彙力.com)
また他の例文として
「私と結婚してください!」
のプロポーズ。
確かに「ください」は丁寧なのですが、
「私と結婚していただけませんか?」
に変えると印象はどうでしょうか?
前者が一方的なのに対して
後者は了承を得ようとしています。
結婚相手に判断をお願いする立場として
後者の方が相手の判断を
尊重している気がしませんか?
となると、
「ください」とプロポーズされた方を
否定してしまっていますね、すみません。。
ですが、「結婚してください!」も
ここ一番の大勝負、全身全霊。
一生懸命な気持ちが伝わってきて
素敵だと思いますので
前者・後者どちらをお使いになるかは
ご本人にお任せいたします。
今回お伝えしたコトバの使い方は
いかがだったでしょうか?
これにより読んでくださった方の
コミュニケーションが
より円滑になることを願っています。
最後に
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(早速つかってみた)