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「してください」は実は命令語?正しい使い方とは

2020.09.03 21:42


仕事やプライベートで

誰かにお願いするとき



「〜してください」 



と使うことありますよね?





・資料を送ってください

・このプランの説明をしてください

・◯時に来てください




でも実は「してください」って

命令のコトバなんです。





「してください」って

お願い、依頼の敬語として

使っていますよね。 


丁寧な表現であることは

間違いないのですが、

なぜ私たちは命令のコトバを

敬語として使うのでしょうか?





実は「~ください」は

「くれ」の尊敬語なんです。


 



「~(して)くれ」というよりも

「~ください」と言ったほうが

尊敬の意を表すだろうということで、

多くの人が使っていると思います。




「電話してください」

「添付してください」は

ビジネスシーンでも

頻繁に使う機会のある言葉ですよね。




「~ください」は

依頼や要望を表す言葉なので、

同僚や親しい先輩などに対しては

これで十分かもしれません。



ですが、社外の人や

目上の方に対してこのように言うと、

命令口調のように受け取られる可能性も

あります。





そんな時、「してください」の代わりに

この2つを使うことをオススメいたします。






「していただけますか?」
「〜をお願いいたします」

の2つです。





(例文)

「資料をおくっていただけませんか?」 


「このプランの

ご説明をお願いいたします。」


言われた方も

心地よい気分になると思います。




メールでは、「ご覧いただけますか?」

と書くよりも「ご覧ください。」と書いた方が簡潔で読みやすいですが、


改まった場や目上の方やお客様に対して使えるように、他のさらに丁寧な言い方も覚えておくと良いと思います。


(記事参考:語彙力.com)






また他の例文として


「私と結婚してください!」

のプロポーズ。  





確かに「ください」は丁寧なのですが、

「私と結婚していただけませんか?」

に変えると印象はどうでしょうか?


前者が一方的なのに対して

後者は了承を得ようとしています。




結婚相手に判断をお願いする立場として

後者の方が相手の判断を

尊重している気がしませんか?




となると、

「ください」とプロポーズされた方を

否定してしまっていますね、すみません。。




ですが、「結婚してください!」も

ここ一番の大勝負、全身全霊。


一生懸命な気持ちが伝わってきて

素敵だと思いますので

前者・後者どちらをお使いになるかは

ご本人にお任せいたします。







今回お伝えしたコトバの使い方は

いかがだったでしょうか?



これにより読んでくださった方の

コミュニケーションが

より円滑になることを願っています。






最後に

もしこの記事が面白かったという方は

シェアしていただけませんでしょうか?(^^)

(早速つかってみた)