Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

Book reviewer友の会

書評55回目 kkその11【雀蜂】貴志祐介

2016.07.06 14:57

冬の山荘を舞台に、小説家と雀蜂が繰り広げる、知略を尽くしたサバイバルサスペンスです。

孤立した別荘で、主人公は作家の妻がしかけたと思われる雀蜂の群れと戦うのですが、以前、蜂に刺された経験があるため、今度刺されてしまうと、アナフィラキシーショックで死に至ってしまう。

その為、なんとか刺されずにこの別荘を出なくてはいけない…!

というような内容だったかと思います。


私は運良くこれまでの人生のなかで蜂に刺された経験はないのですが、痛いんだろうな〜とか、読みながら考えてしまいます。

内容はというと、蜂への恐怖心と戦いながら、蜂の特性を利用して退治していく、その様がとてもシリアスなのになぜかとても面白いです。


蜂の特性も学べるので、自分が今後キャンプなどをする時にいいかもしれません。


kk